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2023年 大河ドラマ「どうする家康」36話を見てみた。

こんにちは。めぐたんと申します。

都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第36話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。


1.どうする家康36話

家康の側室のお愛の過去が描かれました。お愛は家康の側室になる前に他の家に嫁いでいましたが、最初の主人が戦死していました。お愛が見せる笑顔は周囲と上手く付き合って生きるための偽りの笑顔でした。

家康は北条家の上洛と本多忠勝の娘を真田家に嫁がせるために奔走していました。また武田家の間者として働いていた千代という女を家臣の鳥居元忠に探させていました。鳥居元忠は家康に見つからないと報告をしていましたが、元忠は千代を自分の妻としていました。元武田家の間者を傍に置いていることに対して、本多忠勝が「真田の手先に成り下がった!」と激高して元忠の屋敷に突撃してひと悶着が起こります。

家康は駿府に戻り、鳥居元忠を問いただしますが、もともと家康は千代を処断するつもりはありませんでした。家康は千代に「幸せになるのも生き残った者の務めである」と言い元忠と千代を許します。
忠勝は真田の間者である可能性が無くなった訳ではないと言いますが、忠勝の娘・稲姫が「(千代が)真田の間者の場合は私が真田親子の寝首を掻きます。」と言い真田家への輿入れを承諾します。また北条家も北条氏政の弟の氏規(うじのり)を秀吉のもとに上洛させることに決まりました。
そんな最中で、家康を瀬名に支えていたお愛がこの世を去ります。

北条の上洛を秀吉に伝えますが、秀吉は当主の上洛ではないと北条の討伐を決定します。秀吉は周囲の意見を顧みず訛りも使わず欲望のままに生き始めていました。秀吉の傍には亡くなったお市(信長の妹)に瓜二つの茶々が側室となっていました。


2.お愛と鳥居元忠の側室

今回も徳川家中で色々な出来事がありましたね。茶々役がお市役の北川景子だったことで全て持っていかれた印象です。

お愛はもともと西郷義勝という三河の武将の妻でしたが、武田家との戦いで戦死して未亡人になり、その後家康の側室に取り立てられます。大河紀行でも取り上げられていましたが、お愛は目が悪かったこともあり同じような境遇の民に衣服飲食を施し生活を保護していたと言われています。家康の激動期を支えた心労もあってか1589年に28歳(または30歳)という若さでこの世を去ります。

武田家との争いで家康を苦しめた千代は、鳥居元忠に嫁いだという設定になっていました。史実では鳥居元忠は武田家家臣の馬場信房の娘を妾としています。馬場信房は武田四天王の一人で猛将として有名です。長篠の戦いで武田勝頼を逃すために殿として戦死しました。実際に鳥居元忠は家康に馬場信房の娘を探すように命じられていましたがどさくさと自分の妾にしていた様です。千代という仮想のキャラクターを馬場信房の娘にもっていく脚本は新しくもうまいなと思いました。これで伏見城の戦いは益々盛り上がりを見せそうですね。


最後に茶々役の北川景子が登場しました。お市役とは雰囲気が異なっており、役者はすごいですね。ラスボス感が満載でこれから楽しみです。

次は小田原征伐と関東入国ですかね。
次回の37話も楽しみです!

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