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2023年 大河ドラマ「どうする家康」24話を見てみた。

こんにちは。めぐたんと申します。

都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第24話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。


1.どうする家康24話

家康の妻の瀬名が築山で怪しい動きをしているという噂が家康のもとに届きます。家康と家臣団は瀬名の武田への密通を疑います。服部半蔵の調べにより瀬名が武田と連絡を取り合っていることが判明しました。家康は酒井忠次、石川数正とともに築山に乗り込みます。瀬名は徳川、武田、他の大名家が集合体としてひとつの大きな国を形成する案を持っていました。壮大な理想を実現するために徳川と武田は戦をするフリを数年続けます。しかし武田勝頼が裏切ったことにより密約は織田信長のもとに漏れてしまうのでした。


2.築山事件・信康事件の描き方に関して

どうする家康では築山事件、信康事件をどう描くのか?
どうする家康の大河ドラマが発表されてから気になっており、今夜の放送で詳細が描かれましたね。

斬新かつ賛否両論な描き方だなーというのが正直な感想です。
従来の描き方とは完全に異なる令和版とも言えるオリジナルな脚本でした。

大河ドラマはあくまでドラマなのでこの描き方は描き方で面白いと思いますが、史実としては築山事件の前後でも徳川と武田は戦争しまくっています。

ただ今回の話で瀬名が用いた共通の貨幣を用いた様々な国の集合体の巨大国家というのは家康が将来的に実現していくことになります。

家康が行う貨幣制度の統一、江戸・大阪を中心とした市場経済の確立はまさに当てはまり、現代の仕組の根本にあります。

今までの大河ドラマでの瀬名の描き方は「悪女」であり、瀬名が悪女と呼ばれていたことは書物で確認がとれます。
ただその書物が信憑性があるかは分かりません。

もともと歴史上の書物で現存する書物は権力者にとって都合のよい書物です。築山殿が悪女という設定が都合のよい書物が残っているだけかもしれません。

今回の脚本も「築山殿が家康にとって良妻だった」という歴史に残る微かな可能性に懸けた脚本と言えます。そしてそれを多少なりとも思わせる有村架純さんの演技に脱帽です。

このような想像が楽しめるのも歴史、大河ドラマの面白いところだと思います。


いよいよ次が前半戦のラストの25話ですね。
令和版築山事件・信康事件の結末をしっかりと見届けたいと思います。

来週の25話も楽しみです!

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