2023年 大河ドラマ「どうする家康」37話を見てみた。
こんにちは。めぐたんと申します。
都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。
2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第37話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。
1.どうする家康37話
なかなか服従しない北条家に対する小田原攻めが決定しました。
家康は北条攻めが無事終わったら北条家の領国を与えられることになりましたが、代わりに今までの三河、遠江、駿河、甲斐、信濃の5か国は返納しなければなりません。鼻息荒い家臣達が転封に納得するか家康は危惧していました。北条攻め終わった後に家康は転封のことを家臣達に打ち明けますが家臣達は納得していました。事前に本多正信、大久保忠世の手配りで家臣団の間で説得がされていたのです。旧北条家の領土の割り振りがされた後に家康と家臣達はそれぞれの領地に分散していきました。
月日が流れ、家康が新拠点の江戸で街の開拓を進めている時に秀吉の朝鮮を攻めて明を征服させるという欲望の知らせが流れてきました。
2.小田原征伐と旧北条領への転封
今回は小田原征伐が描かれました。
これにより後北条家は5代で滅び家康が北条の領国に入国します。
秀吉が家康に北条の領土を与えたことで家康は250万石程の領土を得ることになりました。今までの三河、遠江、駿河、甲斐、信濃の5か国は150万石程度だったので+100万石の加増になります。数字上で言うと家康が大きな得をしていますが何故ドラマ上では関東の入国を嫌がっていたのでしょうか。
当たり前ですが入国の際には今までの領国の農民は連れていけません。
見知らぬ土地に家臣達を連れていき統治していく必要があるので、領民、豪族と信頼関係を一から築いていく大きな労力が必要となります。統治の方法にも土地土地毎のローカルなルールが存在します。また北条家は良い政治をしていたので領民から慕われていました。そこに急に赴任してきた家康が同じ領土を今までより良く統治していくというのはハードルが高いことでした。さらに当時の江戸は小田原とは比べることもできない程の土地でした。
秀吉の算段としては慣れない土地の経営で家康の経済力と領国の求心力を落としてやろうと考えていたのかもしれません。一揆でも多発すれば改易の理由にもできますしね。しかしそこは流石の家康です。家康の改革で江戸は当時でも最大規模の都市となり、今の大都市東京に繋がります。
最後に本日描かれた家臣団の関東の領地を下記に記します。
井伊直政 上野国箕輪 12万石
本多忠勝 上総国大多喜 10万石
榊原康政 上野国館林 10万石
大久保忠世 相模国小田原 4.5万石
鳥居元忠 下総国矢作 4万石
平岩親吉 上野国厩橋 3.3万石
ちなみに本多正信は相模国甘縄1万石を与えられました。
また酒井忠次はこの時には病気により隠居していました。
息子の酒井家次には下総国臼井3万石が与えられています。
次は朝鮮出兵ですね。
次回の38話も楽しみです!
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