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2023年 大河ドラマ「どうする家康」18話を見てみた。

こんにちは。めぐたんと申します。

都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第18話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。


1.どうする家康18話

前回の17話で家康の鎧である金陀美具足の遺体が武田軍によって運ばれました。武田陣内に遺体が運ばれて武田信玄は遺体を確認して微笑を浮かべます。また各地に家康の討ち死が伝えれます。徳川軍は武田軍によって大打撃を受けたのでした。

時を半日遡ります。家康は信玄との野戦を決意して、久松俊勝
夏目広次に浜松城の留守を任せ出陣します。家康は出陣の際にも夏目の名前を間違えてしまい「なぜ儂はそなたの名前を覚えられないのだ」と呟きますが、夏目は「私の影が薄いだけです。いってらっしゃいませ。殿はきっと大丈夫。」と伝えます。

家康は軍勢を率いて三方ヶ原に到着しますが、武田軍は既に完璧な布陣をして待ち構えていました。家康は戦況の不利を感じ撤退を命令しますが、武田軍は撤退を許すはずなく襲い掛かります。

徳川軍は劣勢を強いられ、組織的な戦闘が厳しい状況に陥ります。
撤退の際、本多忠勝の叔父である本多忠真も味方を逃がすべく三方ヶ原に留まり奮戦し命を落としました。

浜松城は負傷した徳川軍の兵で溢れていました。
酒井忠次、石川数正も戦場から帰城しますが、家康がまだ城に戻っていません。そんな中で武田勝頼率いる武田軍の部隊が浜松城に迫ります。
徳川軍は被害が大きく武田軍を迎え撃つのは難しい状況でした。

そこで忠次と数正は兵法36計の32計である空城の計を用います。
城の門を全開にして篝火をいっぱいに焚き、城兵の気配を消しました。
武田勝頼は罠だと思い、武田陣地に戻り信玄に報告します。
信玄は兵法32計であることを見抜いていましたが、西進を優先させるため浜松城の攻略を中断しました。

そんな中で家康は本多忠勝、榊原康政たちの旗本衆と浜松城を目指し撤退を続けていました。武田軍の数が多く、家康たちは建物の軒下に身を潜めます。そんな中で軒下を除く者がいました。それは味方の夏目広次でした。

夏目は家康に具足を外すように伝え、旗本衆は家康の具足を急いで脱がせます。夏目は家康の具足を装着して影武者になることを伝えました。

家康はその時に昔を思い出しました。
夏目広次は家康が幼少期の時に傍にいた夏目吉信だったのです。
吉信は幼少期の家康を今川家に人質として送迎する際に織田家に家康を奪われる失敗を起こしてしまいました。
吉信は家康の父の広忠に切腹を申し出ますが、名を変えて奉公せよと命じられ名を広次に変えたのでした。

夏目吉信は最後に家康に「殿はきっと大丈夫」と言い残し、
手勢を率いて武田軍に突入します。
家康の名を名乗り奮戦しますが遂に討ち取られてしましました。
武田軍に運ばれた金陀美具足の遺体は影武者になった夏目吉信でした。

家康は無事に浜松城に帰城します。多くの家臣を死なせてしまったことを悔やみますが徳川を大きく再興させることを決意するのでした。

また織田信長は来る武田軍との決戦に備えて軍議を開いていました。
そんな中である報告がされます。

家康のもとにも報告がされます。
なんと武田軍が甲斐に引き返しているという報告でした。

家康を打ち破り上洛の最中での領国への帰国を家康は怪しむのでした。


2.真三方ヶ原の戦い

従来の三方ヶ原の戦いの後の描き方としては、
1.浜松城に帰城した際の脱糞エピソード
2.敗戦後の自分の姿を肖像画として書かせる

上記が主に描かれることが多かったです。
夏目吉信の影武者の場面も描かれることがありますが
今話の様に大きくスポットを当てたのはなかったですね。

従来のいわゆる"ベタ"な家康を今作ではあえて描かないのかもしれません。
昔の徳川家康の大河ドラマより、家臣団や家康に関わってきている人々に焦点が当てられている印象です。
これからも様々な登場人物が松潤家康を形成していくのでしょう。
とても楽しみです。


3.夏目吉信

今回で夏目広次は家康の影武者となり命を落としました。
広次は昔は吉信という名で幼い家康に仕えていました。

実際に夏目吉信が家康の幼少期の時から仕えていたかは確認がとれません。三河一向一揆では一揆方に加担して戦後に家康から許されていて三方ヶ原の戦いで家康の身代わりになり命を落とします。
資料では広次という名で確認がとれるようです。

「広次」「吉信」ふたつの名前が確認できるところを脚本にするのは見事ですね。家康は夏目の名前の「広次」をなかなか覚えられませんでした。それは幼少期にずっと傍にいた「吉信」がずっと心の中に残っていたから。

最後に家康が昔を思い出し、吉信と呼ばれ思い残すことはなかったでしょう。甲本さんの演技も素晴らしかったですね。


三方ヶ原の戦い以降で家康は戦に十分な準備をしてから臨むようになります。その点の描き方も気になりますね。
来週の第19話も凄く楽しみです!






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