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2023年 大河ドラマ「どうする家康」32話を見てみた。

こんにちは。めぐたんと申します。

都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第32話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。


1.どうする家康32話

家康は小牧山城、秀吉は楽田城に入り互いににらみ合いの状況が続きました。秀吉側は家康の拠点である岡崎を兵3万で攻める「中入り」を実施しようとします。家康軍が岡崎を救援に出兵したところを中入り部隊と秀吉の本軍で挟み撃ちにする作戦でした。家康は中入りに感づき、中入り部隊を叩くため小牧山城の外堀をさらに深く掘り、主力部隊を気づかれないように移動させる策を考えました。深堀が完成し、隠密に移動した徳川軍の榊原康政、井伊直政らの軍勢が中入り軍に襲い掛かり池田勝入、森長可を討ち取ります。本多忠勝も秀吉本軍を足止めして武勇を示しました。局地戦での勝利に盛り上がる家康・織田信雄軍ですが、秀吉は次の策を考えていました。そして家康家臣の石川数正は勝利を喜ば神妙な面持ちでした。


2.小牧・長久手の戦い

今回は徳川四天王に焦点を当てた小牧・長久手の戦いの本戦が描かれました。従来の大河ドラマだと秀吉の中入り軍と秀吉の本軍で岡崎を救援に来た家康本軍を挟み撃ちにするという描かれ方はなかったので新鮮味がありました。

結果的に小牧長久手の戦いで池田勝入(信長の乳兄弟)と森長可が戦死したことで秀吉と対等に話ができる存在が周囲にいなくなってしまいました。
※ドラマでは秀吉が「邪魔な奴らがいなくなってよかった」と言っていましたね。

実際に秀吉が池田勝入をどう思っていたか分かりませんが、翌1585年に清須会議に参加した丹羽長秀も死去したことにより、本能寺の変から僅か3年で清須会議に参加した織田家の重臣は秀吉以外はいなくなりました。秀吉が意図的に排除した柴田勝家もいますが、丹羽、池田の都合のいいタイミングの死去もあり秀吉はやはり運がいいですね。運がよくないと天下は取れないということでしょう。

話を小牧・長久手の戦いの徳川四天王の話に変えます。
榊原康政はこの戦いで秀吉の悪評を書き連ね秀吉を散々に煽りました。秀吉は激怒して康政の首に10万石の褒美をかけたと言われています。
井伊直政はこの戦で「井伊の赤鬼」と恐れられるようになりました。最近とある本で読みましたが、直政自身は戦には生涯9回程度の出陣で、大きな武勇も今回の小牧長久手と関ケ原の先陣ぐらいですが全国デビューの小牧長久手の戦いの印象が強すぎるため猛将という印象が強いのだという内容の本でした。確かに直政が歴史の表舞台に出てきたタイミングは戦国の後期ですし、どちらかというと外交官の手腕が評価される武将なのかもしれません。
本多忠勝は秀吉本軍を足止めした際に、秀吉軍の近くの川まで行き、馬に水を飲ませたらしいです。秀吉の部下は忠勝を討ち取りましょうと言いましたが、秀吉は部下にしたいから生け捕りにしろと言ったらしいです。

3人は小牧・長久手の戦いで有名になり、後の世で徳川四天王、徳川三傑と呼ばれるようになりました。家康が秀吉の命で関東入国をした際も石高ベスト3に入ってきます。(直政12万石・忠勝/康政10万石) 
ただ家康の岡崎時代からの貢献度ですとやはり酒井忠次、石川数正、どうする家康では登場していませんが本多重次が群を抜いています。

活躍するタイミングや場所が昔も今も大事なのかもしれませんね。


次回は家康を長年支えた石川数正が出奔します。描かれ方が楽しみですね。
次回は日曜日からしばらく出張のため更新が遅くなります。

来週の33話も楽しみです!

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