2024年10月に観た「映画」
2024年10月は、
リバー、流れないでよ
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冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディ。
京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働くミコトは、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻る。だが2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていた。そしてミコトだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づく。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまうが、それぞれの記憶は引き継がれるのだ。人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出すが、ミコトはひとり複雑な思いを抱えていた。
また2分。
2分間がずっとループするだけの映画、ということは事前情報で分かっていたものの、開始早々ループが始まり「まだあと1時間以上あるけど大丈夫か!?」と思ったものの、さまざまなパターンでの2分間を繰り返しつつ、展開が進んでいくのはすごいと思った。
出口の見えない無限ループに困惑する人、立ち向かう人、抗う人、楽しんじゃう人、確かにいろんな人がいるよね。
記憶だけは引き継がれるけど、時間だけが必ずループするなら一度はタヒんでみっか!ってなるのも気持ちはわかる笑
結局ループの原因はアレでみんなで一致団結して2分間で解決に導いた。
原因も理由も解決方法も伏線回収どころかいきなりSFファンタジー過ぎるけど、そもそも2分間のループ自体が非現実的な設定なのでラストにリアリティとかを求めるような映画ではなかったな、などと。。。
カラオケ行こ!
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中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。
青春も延長
できたらいいのに。
綾野剛が危険なヤクザの兄貴って雰囲気がありつつも、中学生の前では親戚のお兄ちゃんみたいな感じになるの好き。
組のヤクザの面々も強面ながら楽しい人たちばかり。
下手くそなキティちゃんを掘られたアニキとかクスッとしちゃうエピソードも散りばめられてて肩の力を抜いてのんびり観れる映画。
そして何といっても『紅』。
クセ強な『紅』から繰り返し歌われる『紅』、感動的な『紅』まで事あるごとに『紅』が歌われる。
最後の最後、エンドロールまで『紅』。
鑑賞後、しばらくは歩きながらも『紅』を口ずさむようになった。
実はこの映画の予告を見て「もっと声を出すには体力つけねば!」と思ってランニング始めたまである。
FALL フォール
(原題:Fall)
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山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功。しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう。
ようこそ、
地上600mの絶望へ
地上600m、スカイツリー(634m)ぐらいの高さだなーと想像しながら鑑賞。
地上600mに取り残されたらどうなっちゃうんだろう?
水とか食料とかは想像できてたものの、トイレとか睡眠は確かになるほどだった。
ラストはどうやって降りるんだろう?
結局降りれなくて「どうしよう~!」からの暗転かしら?
ラストに大仕掛けがありましたが、物語はちゃんと着地しました。
まぁそれはそれであながちおかしい展開ではないのかなって思いました。
これ、大画面の劇場で観たら迫力あっただろなぁ~
こういうのはぜひVRで体験したい。
以上、2024年10月に観た映画3本でした。