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愛兎が手術を受けた話

2020年の年末に、愛兎が出血しまして、子宮摘出の手術を受ける事になりました。

2021年1月5日、無事に手術が終わり、術後の様子も落ち着きましたので、まとめてみました。
長いです。

手術当日・病院にて

上で紹介している記事にもある通り、2020年12月28日に愛兎が出血しまして、駆け込んだ病院で、年明けに手術を受けることになりました。
手術は病院の診療がないお昼の時間に行うため、昼前に来て欲しいとの事でしたので、予約していた2021年1月5日のお昼前に病院に行きました。

受付で「今日手術をお願いしてたんですけど…」と言うと、
「昨日でしょ?!」
と返されビックリ😳

確かに最初は1月4日でという話はしてました。
でも4日はお昼に来られそうになかったので、やっぱり5日で、という事になっていたんです。
曖昧な感じじゃなく、かなりハッキリやり取りしたと記憶してるんですが、忘れたんですか、先生…。

「違います。5日です。」とこちらが言っても、
「5日〜??」
という感じで記憶は蘇って来ない様子でしたが、
「まぁいいや、準備はできてるんで、どうぞ」
と、診察室に案内されました。

…軽い。

午前中、緊張して過ごしてましたが、予想外のやり取りに逆に緊張が解れました😅

昨日準備してたんなら連絡くれれば良かったのに…と思いましたが、いちいち連絡なんかしないもんなんですかね。
まぁブチる人も結構いるのかもしれませんしね…。
ブチりたくなる気持ちも、分かる……。不安だもん。
でも止めるなら一報は入れないとね。

私は予約通りに来院してるので別に悪くないとは思いましたが、正月早々わざわざ用意して待ってくれてたのに申し訳なかったなとは思ったので、「スミマセン」と言ったら、
「滅菌も全部できてるからね。すぐ終わるよ!」
と、またしても軽く言われました。
なんか本当、気が抜ける。良い意味で😁

同意書にサインして、およその費用を伺い、愛兎を預けて、17時以降にお迎えということで一旦帰宅。
愛兎のいないウサギ部屋はゾッとするものがあったので、無駄に買い物とかして過ごしました。

それにしてもこの日に別の手術が入ってなくて本当に良かったー。
これでもし、ダブルブッキングで延期、とかなったら、もう心挫けて手術しなかったかも…。
先生が手術日を勘違いするという、あんまりない出来事があったにも関わらず、スムーズに手術できたのは、するべき流れだったのかなと思います。

手術当日・お迎え

17時半頃、再び病院へ。

先生はまず、摘出した子宮を見せてくれました。
「赤黒くなってるでしょー」
って、言われたけど、正常な状態を知らないので…「はぁ〜」とかしか言えません😅
アレ、見せないといけないルールなんですかね?
昔、兄が盲腸が破裂したかなんかで死にかけて緊急手術したときも、取り出したものを頼んでもいないのに見せてくれましたが、こんなん苦手な人やったら気ぃ失うで、って思ったことを思い出します。
「見ます?」って、一言聞いてくれても良さそうですけどね。一般の人は先生ほど見慣れてませんからね。まぁいいけどね。

摘出した子宮は病理にまわして詳しく調べてくれるとの事。
見た目腫瘍がなくても、検査したら癌が見つかる、ということもよくあるそうです。
私としては取った事実だけで十分なんですが、調べなくて良いですと言える雰囲気でもなかったのでそのままお願いしましたが、それだけで2万円くらいはかかるそうです。キャー😱

手術自体はとてもスムーズで、出血も一滴もなく(ここ凄い強調してた^^;)、麻酔からの醒めも良かったそうです。
傷は2cmくらいかな、皮膚の内側を縫ってて抜糸も必要ないけど、
「できれば一週間後に傷の具合だけ見せて欲しい」
と言われました。それも「で〜き〜れ〜ば〜〜」って感じで、別に来なくても良い、みたいな空気を出されたんですが、私、そんなに嫌がってるように見えましたかね?😅

内服薬などもなく、「牧草をしっかり食べさせてね」とだけ言われて帰宅しました。

驚くほどアッサリ〜😲

手術当日・帰宅後

帰宅してキャリーを開けると、すんなり出てきた愛兎ミミさん。
一旦ケージに入ったもののすぐに出てきて、お気に入りのくつろぎねぐらに向かい…食べてました😅

術後は何も口にしない子もいるという話も聞いていたので、帰宅早々何かを口にしてくれたのはホッとした瞬間でした。
ミミさんはくつろぎねぐらが大好きなんですが、くつろいだ事は一度もなく、いつも破壊するか食べるか。くつろぎねぐらはウォーターヒヤシンス、和名で言うところのホテイアオイでできているので、春になったらホテイアオイを育てておやつに出してみようかなと思います。なんと言っても術後最初に口にしたものですから。

その後はしばらく遊び場でじっとしていましたが、時々動いて、人間がちょっと席を立った隙きに人間がいた場所に陣取ってみたり、すぐ側で丸くなったり、静かに過ごしていました。

小さいながらもうんぴも出て、嬉しかったです。
食べて出すは基本中の基本なので。

ケージにチモシーもペレットも用意していましたが、食べに戻る様子はありませんでした。
動くのも億劫でしょうから、ミミさんのすぐそばにチモシーを置いてみましたが、ほとんど食べません。
それでも、好きそうな部位をつまんで口元に持って行くと食べてくれます。
ペレットも差し出せば食べてはくれましたが、チモシーの葉の方が食いつきが良かったので、柔らかい3番刈りのチモシーを顔の前にたっぷり出したところ、自ら食べてくれました。

お水もお皿を近くに置いていましたが、あまり飲んではいないようでしたので、水分補給も兼ねて、チモシーもある程度食べた頃を見計らって大好きなブロッコリーの葉を差し出すと、それまでとは違う、まぁまぁの勢いで平らげました。好物の力って凄い。

人参の葉っぱも食べて、勢いがついたのか、3番刈りチモシーもよく食べてくれました。

ただ、食欲のない術後に、食べてくれるからと好物の野菜をたくさんあげた結果、うんぴが柔らかくなる、というのを他の方のブログなどで拝見していたので、野菜は様子を見て少しずつ、基本、牧草を少しでも食べてもらう、という方向で進めました。

帰宅して5時間ほど経った頃には、3番刈りチモシーをむしゃむしゃ食べるようになり、コタツカバーの上でオチッコもされました。
いつもなら大変ー!となるところですが、このときばかりは、オチッコ出たねー!と嬉しくなりました。

いつも寝る時はケージに戻ってもらっていますが、この夜は自由にさせてあげようと思い、部屋んぽスペースでそのまま一緒に寝ました。

術後1日目

前夜、部屋んぽスペースでそのまま休んでいましたが、明け方ケージに戻って、前夜用意していたペレットを完食。
盲腸糞も、食べにくいのかちょっと残していましたが、食べていたようでホッとしました。

チモシーは相変わらず3番刈りばかりで、1番刈りはほとんど口にしていないようでした。
家にある牧草全種類用意してみましたが、3番刈りとオーツヘイがよく減っているように思いました。

3番刈りのストックがあまりなかったので買い出しに出たんですが、新春セールで安くなっていたせいか売り切れてまして😥どれにするか迷った結果、“食育牧草”という、色んな草がブレンドされたものを買ってみました。

食欲の維持や偏食の対策にも、一役買います。

って、書いてあったので…😅

最初は全く無視で、失敗したかなーと思ってましたが、しばらくするとモリモリ食べ始めました。

夜になってペレットを用意しましたが食べる気配はなく、ケージから出てコタツの中で丸くなっていました。
ペレットはまぁ食べたいときに食べてくれればいいやと思ってましたが、牧草はとにかく食べて欲しいので、コタツにいるミミさんにチモシーをつまんで口元に持っていったところ、相変わらず葉の部分だけは食べてくれました。
食べながら寝てるような雰囲気もあり、休ませてあげた方が良いのかなとも思ったんですが、差し出すと食べるのでエンドレスで差し出してました。
最終的には、たらふくチモシーを食べた後によくなる姿勢になったので、そこで止めました。

手術当日はそうでもなかったんですが、この日は毛づくろいが結構多くて、傷口が大丈夫か、ハラハラしました。
お腹を舐めてても傷口を舐めてばかりいる訳ではなさそうでしたが、明らかに傷口を舐めてるっぽい時は、ツンツンして気を惹いてナデナデに持って行き、気を逸らすようにしてました。

そんなこんなで1日目も終わりに近付いた頃、突然ムクっと起きてケージに戻り、1番刈りをムシャムシャ食べ始めました!
ペレットも完食して、食欲が戻った模様。

ただ、右目が閉じ気味になってまして、ちょっと気になる…。

そんなことを思いつつ、この夜はいつも通り、このままケージで寝てもらいました。

術後2日目

前夜、食欲回復の兆しを見せたミミさん。
2日目の朝は、人間が起きた気配を察知して、ケージの中でソワソワうたっち。
ケージの扉を開けると、飛び出して一目散にコタツへ向かい、ホリホリして遊んでいました。いつものペース。

ペレットを用意すると、いつもはお皿に突進してくるんですが、サスガにそこまでの勢いはなく、「ほらほらご飯だよ~」と、かなりアピールすると、ようやく戻って食べる、といった感じでした。

それでも綺麗に完食して、ペレットの後はチモシーも食べてました。

前日気になっていた右目も綺麗に開いていて、いつものミミさんが戻って来た感じです。

夜のペレットを用意したときは、皿に突進こそしなかったものの、呼びかける必要もなくやって来て、モリモリ食べてました。

部屋んぽでは、見ると怖がるかなーと思って隠していたキャリーを戻したところ、早速入って遊ぶ姿も。

あんまり怖がるようになると、病院行くのが益々ストレスになって困るなーと思ってましたが、そんな様子は全くなくて良かったです。

食欲も元気も戻ってますが、うんぴはまだ少し小さめ。
と言っても7~8mmくらいはあるんですが、今までがトイレのネットに引っ掛かることもあるくらいご立派なものをしていらっしゃったので、それと比べると物足りなさがあります。
トイレ以外でのオチッコも何度かありまして、コレもお腹が本調子じゃないサインかなと思うので、早く元に戻るよう、しっかり牧草を食べて頂こうと思います。

術後3日目

そして本日、術後3日目の朝。

朝のペレットを用意すると、突進まではしませんでしたが、かなり待ちきれない様子。
チモシーも昼には追加がいる感じで、食欲は普段通り、と言ったところです。
食後には安定のリラックス姿勢も見せ、本当にいつものミミさんな感じです。

リラックス姿勢の時に見える傷が痛々しいですが、本兎は痛そうじゃないので大丈夫なのかな。ウサギは痛みには弱いと言うし。

術後3日でここまで回復するとは驚きです。

回復して欲しいと思ってはいましたが、もう少し徐々に回復していくことを予想していたので、こんなに急に普段どおりになるんだ?!と驚いています。

このまま次の検診まで、何事もないことを祈ります。

終わりに

一応、普段の感じに戻ったということで、ここで一旦記録を終了します。

ミミさんの場合は手術当日から食欲もある程度あり、3日でここまで回復することができました。

が、ウサギさんひとりひとり個性がありますし、手術の流れなども異なりますから、これを読んで3日で回復するんだと安心しないで欲しいと思いますし、3日経っても回復しないからと言って悲観的になる必要もないと思います。

やはり、獣医さんの指示に従うのが一番。
指示に従っても不安があるようなら、SNSで相談する前に、獣医さんに相談する事を私はお勧めします。

術後ってストレス抱えてるから、また病院に行くのは気がひけますけど、それでも、素人の意見で安心するのは、本当よくないと思います。

相談する側がしたくなる気持ちは分かりますが、受け取った側が、相談した人が安心するような回答を安易にするのは、本当にどうかなーと思います。※個人の意見です
特にウサギに関しては、
病院に行って下さい
が、何よりの正解だと思ってます。※個人意見です(再)

病院はストレスになるから行く前に色々確認したい気持ちは分かりますが、だったらネットの情報じゃなくて、ちゃんと本とか読んどいた方が良いと思いますし、ネットの情報を参考にするにしても、相談するのはちょっと違う気がするんですよね。
調べて分かることならともかく、相談が必要なことなら、もう病院行くレベルじゃないかなと。

何が正解か分かんないけど、これからもしっかり考えて行きたいですー。

頂いたサポートは、当然、うさぎ様のために使わせて頂きます!