移動だけで疲れる人

人には「移動で疲れる人」と「移動で疲れない人」の2種類いることに最近気付いた。

自分は断然「移動で疲れる人」なのだ。
仕事柄よく車や電車に乗ることが多いのだが、現場に到着したときには既に結構疲れている。
車酔いというわけではなく、単純に移動時間に比例して疲労が蓄積していく。そういうシステム。
地元から東京まで新幹線で2時間ちょっとかかるのだが、東京着いた時にはすでに体力の3割くらい無くなっている。体調悪いと着いた時点でヘロヘロになっている。
長距離バス移動はもってのほかで、乗ろうものなら車酔いとトイレと疲労を気にしながら旅をすることになる。深夜バスなら睡眠不足とも戦うハメになる。

コミケの炎天下で並んでいるほうがマシだと思っている。
多分座りっぱなしで体が凝り固まってしまうのと狭い空間から出られないのが疲労の原因なんだと思う。閉所恐怖症の自覚ないけど。


で、どうやらこういう感覚がわからない人がいるみたいだ。
仕事で「移動が多くて疲れましたよー」と言ったら「移動が多いなら楽じゃん」みたいなことを返された。

衝撃的だった。
なに言ってんだこの人と思った。

そこで初めて移動で疲れない人の存在を知った。

大泉洋だって深夜バスに乗ってエラい目にあってたじゃないか。
寅さんも旅から帰ったら疲れたって言ってたじゃないか。

僕たちと彼らの間には深い溝があってきっと相容れない存在なんだろう。

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