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アンリミコントロールネメシスのすゝめ

初めましての方は初めまして、BLACK(@BLACK_Shadowv)です。

今回自作のコントロールネメシスでグラマスになり個人的にいいデッキに仕上がったと思っているので記事として纏めることにしました。最後まで読んで頂けると嬉しいです。

大まかなデッキのコンセプト

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この2枚のカードを使って9t目にOTKをします。手順としては「6t目にコロッサスマグナを結晶でプレイ→9t目にラグナアウェイクからヴィズヤをチョイスしてプレイ、コロッサスマグナの3点と合わせてOTK」となります。前期のローテではディメンションドミネーターとカプセルホムンクルスを使ったOTKが使われていましたがそれと比べてOTKに必要なパーツが少なく、またOTKのターンにプレイするカードがラグナアウェイクのみである為カイザーインサイトが使いやすくなったのが特徴です。

デッキと採用カード解説

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こちらが私が最終的に使用していた構築です。

↓どばすぽ

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前述のOTKパーツ以外はドロー、回復、除去といった9t目まで試合を繋ぐためのカードで構成されています。それでは採用カードを順番に見ていきましょう。

・カプセルホムンクルス

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従来のOTKとしての使い方ではなく回復とハンド減らしが目的での採用です。コンセントレイトを複数使う際などに手札が溢れてしまうことを防止することができます。また攻撃力が0なのでAFのあて先にならないことも良い点です。

・コンセントレイト

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重要なドロー兼回復カードです。3t目にプレイすることが多いですがそれ以降も隙を見て回復とドローを進めることができます。カルラと相性が良いのは言うまでもありません。コンネメの縁の下の力持ちです。

・アーティファクトの同調

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ほぼアナライズをチョイスします。余ったppでプレイしてドローと盤面維持に貢献してくれます。稀にレディアントやパラダイムシフトとして使うこともあるので頭の片隅に入れておきましょう。

・虚数物体

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4以上のダメージを3にしてくれます。他クラスのダメージカットと比べても一段上の性能をしておりこのデッキを魔境アンリミにおいて成り立たせている最強のカードです。これがあるとないとで大きく有利不利が変わる対面がアンリミには数多く存在しています。また前述の同調からチョイスしたアーティファクトを捨てることでカウントを延ばすことができます。重要なので覚えておきましょう。

 ・極光の天使

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唯一無二の疾走対策カードです。ロキサスEの疾走軍団、レディアントAF、ネクロインパルスetc..、このカードで防げるダメージは多岐に渡ります。出すタイミングが重要なので対面の特徴を把握することが使いこなすコツです。

・ハーメルン

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3コス以下のフォロワーを複製できます。「極光の天使、フラッフィエンジェル、カルラ、スロース」増やす候補は主にこの4つです。増やすカードを選べるのでこのカードを上手く使うことで色んな状況に対応することができます。コンネメの強みとなるカードであり使う時の楽しさを齎してくれるカードで個人的に大好きです。

・浄化の輝き・ミュニエ

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アグロ系デッキへの牽制やアミュレット軸のデッキへの対策カードです。今は役割をあまり持てない対面も多いため数を減らして採用してますがそれでもなんだかんだ仕事はしてくれます。

・ラグナアウェイク

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破壊を齎す者・ヴィズヤをチョイスしてOTKをします。一番左に表示されるのがヴィズヤです。間違えないように。

・フラッフィエンジェル

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今までのコンネメは安定した回復守護が無く速いデッキに対してどうしても隙を見せてしまうところがありました。が、しかし今弾このカードが追加されたことでその問題が一気に解消されました。虚数物体と合わさった時の耐久性能はかなり高く、7,8t目の最後の逃げ切り段階において非常に有用です。

・アーツマスター・カルラ

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アッパー調整により非常に強力なカードになりました。骸やエイラの盤面を吹っ飛ばす様は最高にかっこいいです。6t目にコロッサスマグナの横に置くフォロワーとしても非常に強力です。このデッキは除去カードにあまり枠を割いていないので、このカードを雑に使って後々の盤面を処理できなくなることのないように注意。

・《運命の輪》・スロース

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相手の盤面を埋めつつドロー、AOE、相手のハンドのコストアップをしてくれます。効果の働くタイミングがランダムであることを加味しても非常に強力でアンリミのデッキは面を埋められてしまうことを嫌うデッキも多いためこのカードの役割は大きいです。エルフにバウンスで惨禍の円環を回収されるのがちょっと悲しい。

・パペットボックス

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アミュレットやラストワード持ちフォロワー、サイズの大きいフォロワーを対処できます。また操り人形をくれるためカイザーインサイトのバリューを上げることもできます。偉い。

・《世界》・ゼルガネイア

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単純に1面除去と回復ドローだけですとアンリミにおいて出す隙はあまりありませんが、虚数物体がある状態なら出しやすさはかなり増すと思います。またコロッサスマグナを上手く置けなかったり、結晶を消されてしまった際に直接召喚と合わせたOTKとして使えるため保険としての活躍もできます。

・コロッサス・マグナ

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6t目に結晶としてプレイします。必要ならカイザーインサイトで探しに行きましょう。共鳴非共鳴でファンファーレのダメージ量が変わるので可能なら共鳴調整をしておくと良いでしょう。一応本体は守護なので状況次第で素出しすることもあります。

・カイザーインサイト

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特定のカードを探す際に主に使います。ラグナアウェイク、コロッサスマグナ、虚数物体辺りのカードを探すことが多いです。コンネメの採用カード達は一見纏まりがないようにも見えますがそれをこのカードがだいたい解決してくれてます。できるだけハンドの多い状態で使いたいところです。

基本マリガン

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基本となるマリガンキープカードです。ドローに繋がるカードをキープします。カイザーインサイトは他にキープするカードがあるなら返して良いと思います。

対面毎にキープするべきカードに関しては対面毎の解説に載せます。

対面毎の動き

ここからはアンリミの主流デッキに対するプレイに関して解説していきます。

・対ロキサスエルフ

ロキサスの展開できる5t目以降リノセウスを筆頭とする強力な疾走カードによる猛攻を得意とするデッキです。まともにダメージを喰らっているととても耐えきれないので虚数物体は必須です。マリガンからキープして良いカードとなります。虚数物体を出した状態を維持しつつできるならそれに極光の天使を添えた状態を維持したいです。こちらのリーサルを妨害する手段は基本的に無いので何とか9t目まで凌ぎ切りましょう。

・対疾走ウィッチ

超越ウィッチに勝つことは基本的に無理なのでウィッチ対面では疾走ウィッチを想定して動きます。ハーメルンで極光の天使を増やしつつ疾走フォロワーが出てくるターン(大体5t)以降できるだけ極光の天使を出した状態を維持します。疾走フォロワー以外でのバーンダメージも豊富なのでフラッフィエンジェルなどの回復カードも大事です。

・対庭園ドラゴン

接近ダゴン、庭園ゾーイ、どちらを想定しても虚数物体は非常に重要です。マリガンからキープします。接近ダゴンは虚数を割るためのカードも採用されている為厳しいですが、極光の天使を2枚展開していれば虚数無しでも疾走ダゴン進化を耐えられることは覚えておきましょう。庭園ゾーイは無敵状態が常に続くことが強みですがスロースやパペットボックス、極光の天使を駆使して擬似的な盤面ロック状態を作ることでゾーイを出させないプレイングがあることを覚えておくと幾らかチャンスも出てきます。また、庭園下においては当然こちらのカードのコストも半分になるので相手が庭園をプレイした場合コロッサスマグナやカイザーインサイトでの逆リーサルを突き付けられるようにこちらから攻めっけを見せることも重要となります。厳しい対面ではありますがチャンスがない訳ではないのでしっかり勝ち筋を追うプレイングが重要です。

・対ネクロ

ネクロは骸、グレモリー、アグロといった多様なデッキタイプが存在しておりマリガンも悩ましいです。ただETAアディショナル後の現環境であれば骸とグレモリーを想定してのマリガンがオススメです。単純にその2デッキの数が多いのもありますが、アグロネクロに対してはデッキが判明してから対応しても間に合うことが多いからです。

骸とグレモリーを想定してマリガンするなら虚数物体は必須です。グレモリーのデスタイラントはもちろんですが骸ネクロに対しても序盤の大型フォロワーの処理不全を誤魔化すことができます。グレモリーに対しては虚数物体を出しつつネクロインパルスを封じる為の極光の天使を適時出して行ければ自然とコントロールできると思います。骸ネクロに対しても似たことが言えます。場合によっては相手のノーライフパーティで勝つことも考えましょう。

アグロネクロの場合はとにかく盤面処理と体力の維持を心がけましょう。序盤さえ凌げば後は極光の天使やフラッフィエンジェルでのちらのペースに引き込めるのでとにかく耐えることが重要です。

・対ヴァンプ

環境に多いのは自傷ヴァンプ、或いはアグロヴァンプです。どちらのデッキでも序盤からの速攻を得意としているので極光の天使やミュニエをキープして序盤にダメージを貰いすぎないようにしましょう。とにかく体力の維持に全力を注ぐことを意識します。コロッサスマグナは置くことにあまり執着しすぎずコンシードすることに重点を置くと良いと思います。

コントロールヴァンパイアに対しては明確なフィニッシュプランを持つこちらが有利になると思われます。仮にコロッサスマグナの結晶を消されたとしてもラグナアウェイクをエンハンスで使ってヴィズヤを抱えつつOTKに持ち込めば十分勝てるマッチです。

・対ビショップ

環境にはエイラビショップと教会ビショップの2つのデッキが存在しており、かなり性質の違うデッキなのでプレイ指針を立てるのが中々難しいです。ただエイラビショップに対しては元より有利の取れるデッキなので教会ビショップを意識したマリガンをするのがオススメです。

教会ビショップに対してのマリガンはフラッフィエンジェルとミュニエをキープします。極光の天使が意味をなさないマッチなので回復と守護て何とかするしかありません。ハーメルンでフラッフィエンジェルを増やしつつとにかく耐えきることを意識します。

エイラビショップに対しては中盤まではカルラやパペットボックスで処理しつつ盤面の処理が困難になる後半以降は虚数物体でダメージカットして9t目まで逃げ切ります。エイラの祈祷を消すことができればかなり楽になるので余裕があれば狙っていきましょう。

・対AFネメシス

こちらのデッキの色んなカードが程よく刺さる対面といった感じです。状況によって極光の天使、虚数物体、フラッフィエンジェルを使い分けつつ9t目まで繋げましょう。後半は状況次第でフラッフィエンジェルと虚数物体を合わせた盤面ロックを狙うことも有用です。ミュニエにコロッサスマグナの結晶を消されることがありますがその際はゼルガネイアと合わせたOTKに切り替えるようにしましょう。

この対面で一番言えることは“虚数物体の無い状態で不用意にフォロワーを出しすぎないこと”です。レディアントAFを複数出せるような状況をこちらから作らないようにしましょう。前述の通りカプセルホムンクルスはAFのあて先にならないので上手く使うようにしましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?少しでもコントロールネメシスの可能性を感じて頂けたらこちらとしては非常に嬉しいです。

アンリミのコントロールネメシスは使っている方も少なく構築もまだまだ洗練されていない状態です。多くの方に使って頂けることで新たに強いカードを発見できるかもしれませんし、今後環境デッキとして名を轟かせることもあるかもしれません。多くの方に使って頂けるよう願いを込めてこの記事を終わろうと思います。

余談

私の所属するチームのメンバーのやらかしです。

https://twitter.com/Rubicking7/status/1317406137910587395?s=19