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ビオトープ作りは掘って掘って、また掘って!!

予定していたビオトープ作りが始まります。8M×11Mのサイズの人工池を作る予定です。

最初の様子

ノ―ディグに使っていた場所の隣、秋にはローゼルを植えていた場所は、今は何も植えられていない場所になっています。
そこにビオトープを作ります。

ヒロさんの説明を聞きます。

ビオトープって何なのか、どうしてリハビリファームに作ろうとしているのかヒロさんに説明を聞きます。医と農のかかわりの大切さを学んだだけに、みんな気合が入っています。

とにかく掘りまくります

除雪でしかスコップを持ったことない、また使ったことがないという新人さんもいたりして、自分たちの手で池を作るなんて信じられないと、びっくりしながらも、学生時代の部活のようなノリで楽しそう。
ヒロさんに腰の入れ方を習います。

腰の入れ方を練習

支点.力点.作用点から体の動きを学ぶ。農作業を利用して、リハビリでの体の使い方も学んでいました。確かに、腰痛に悩んでいる介護士さんも多いので納得です。

草だらけのリハビリファーム

表面は雑草が生えている層ですが、掘っていくと、石がゴロゴロの層に変わってきます。

出てきたのは石の層

更に掘り続けると粘土層が現われてきました。

粘土層

2日間にわたっての掘削作業。予定通りの深さに到達しました。

掘削作業後のリハビリファーム

いよいよ、アンダーライナーを運びます。アンダーライナーは、傷がつかないように下に敷くクッション材です。

アンダーライナーを敷く

地面の石でシートに穴があかないように、池の形に合わせて隙間がないように広げていきます。

アンダーライナーを丁寧に広げる

更にその上からゴム製の防水シートを敷きます。

防水シートを広げる

水を入れると引っ張られるので、少しだけたるんだ状態にします。

防水シートを広げる

ゴム製シートを広げたら、気になる石を取り去りながら丁寧に広げていきます。

石を取り去る

池の大きさに合わせた防水シート、すごく大きいです。

周りは土で押えていく

周りを土で留めていきます。端部は土手を作るように、土に埋めます。

調整していく。

深いところを調整していきます。そして、草の土を取って、中に入れていきます。

生き物が暮らしやすくする

池の底に泥炭層を作り、有機物を入れることで、水辺の生き物が暮らしやすくなります。

水を入れる

水を入れて、重みでシートを馴染ませます。

少しずつ水が溜まっていく

池の周りに中から出てきた石を積み上げました。かなり大きな池なので、水が溜まるには時間がかかりそうです。

スパイラルガーデンを作る

待ち時間を使って、隣に出てきた石を使ってスパイラルガーデンを作ります。

深さをみる

ヒロさんの膝の上くらいまで、水が溜まるまで待ちます。

ローズマリー移植

横には、掘り上げた石を使ったスパイラルロックガーデン。ノ―ディグエリアから、ローズマリーを移植しました。

こんなに大きな石が下にあったんですね。それにしてもすごい数。石を積み上げて仕上げると格好がいい。あれだけ苦戦した石も輝いて見えます。

ビオトープ完成

風がローズマリーの香りを運んで、心地よい時間です。