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THE NOVEMBERS「ANGLES」

この音の海で迷子になろう

2019年のベストアルバムに早くも選出したい
というか決まりの作品にもう出会えた。
僕はTHE NOVEMBERSが大好きで敬愛している。
記念あるGIGがあればお金を稼げる年になって全て飛ぶようにしている。
今でも11周年ワンマンの映像は脳裏に焼き付いている。
そんな尊敬すべきノベンバ先生の最新AL「ANGLES」をM1.TOKYOからM2.ANGLESまで聴いた。
語彙力なしに感想は「やべえ」と声が出て笑ってしまうほど。そしてめちゃくちゃ高揚し興奮している。
小林さんはいつも僕をわくわくさせてくれる。
聴くほどにいい。聴くほどに浄化される。
あれ、今なにしてたっけ?って思うほど目まぐるしい楽曲の海。展開が毎曲ごと移り変わり、目が覚める。こんな合法ド○ッグみたいなことされたら気持ちよすぎて眠れない。

新しくも紛れもないTHE NOVEMBERSなのにNEW

今体験していること、ALをしっかり聴いているとM5.DOWN TO HEAVENあたりで気付く。
「今聴いているのはノベンバなのか?」
前作AL「Hallelujah」とはテーマもそもそも違うけど同じものを作った人なのかと困惑してしまう。
それだけ今作の破壊力はすごい。
人を惑わす力、魅せる力、勢いなんてものじゃない、中身を1度で知るには不可能な速度で僕を襲う。
それでもノベンバの最大の魅力、①轟音②歌声③歌詞は変わらず良くて、ノベンバの曲に痺れてる間にM8.Close To Meが流れエンディングへあっという間になるほど。
その緩急についていくのもやっとなんだけどClose To Meの懐かしさ溢れ、どこか夏の夜の終わりのような雰囲気に落ち着きを覚える。
ラストまで本当に時間が足りないよ。
あっという間にM9.ANGLESを迎えたら安心感で眠ってしまいそう。
こんなに優しい人に僕はなれたらって本当に思う。

CDが売れない今、手に取るタイミング

今回のノベンバの新作はまさしく、CDとして手元に取っておきたい作品でネットでいつでもどこでも聴ける時代だけどそこからちょっと腰を上げてCDという形あるものをいつでも手をつけれる場所に置いて好きなときに流してみたらどうだろう。
歌詞カードを読みながらこの曲の全て理解しようとする行為、それだけでも楽しみは増えるしつまらない日常に火を灯せると思う。
1つの小さな選択肢だけど僕は集めるのが好きだから部屋いっぱいのCDケースの中ノベンバのコーナーがどんどん増えていくのが今の僕の楽しみの1つ。

-liveは果たしてどんな-

最後にこのアルバムを通して聴いて解ったことはまず1つ。
どんなツアーになるのか想像が全くできません!
出来るなら初日の仙台に行きたい!
行ける仙台の方が羨ましいです。本当に行くべきツアーになると思います。
ツアーファイナルの赤坂もやばいと思います。
視聴でも、初見でも、rock好きを語るものは行ってくれよと思う。
語らなくていいってなるから。
ノベンバの魅力は観て聴いて自分の心に響くから。
1つの映画のようでもあるし公演として成り立つものが毎度あって、未来の自分を迎えに行こうと思えるから。
今からliveが楽しみです。
今回も最高のアルバムをありがとう。

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