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テーブルランプイチが来た

(製品レビューだけ読みたい方は、写真が出てくるまでスクロールしてください。)

1月の中旬くらいに、TENT × 藤田金属の
「テーブルランプイチ(TABLE LAMP ICHI)」
という照明が、アンバサダー価格で先行予約販売されることを知った。

TENTさんは、プロダクトデザインを中心に活動するクリエイティブユニット。オリジナルからコラボまで様々な製品と、それができるまでの過程をあますことなく発信されている。どれもアイデアの視点や工夫の仕方がおもしろくてすっかりファンになっていた。
藤田金属さんとは、フライパンJIUという製品でもコラボされている。その開発ストーリーも読んでめっちゃアツい人たちなことを知っていたので、今回テーブルランプイチのニュースを知った時点でほぼ買うと思っていた。

上記の製品サイトを見ると、
3つのパーツと、4段階の明るさの、
シンプルだけどなんだか気になる形の照明があった。

スイッチはランプの笠。
押すたびに明るさが変わる。4段階。
コードレスを実現しているのは、「1」でもある柱の部分。
ここに単三電池が4本入る。
3つのパーツは、ネジを回す要領で組み立てるだけ。
鉄製で丈夫。ざらっとした質感が良さそう。

出来上がるまでのストーリーも、制作に関わった人たちの対談形式で読めて、やっぱりこの人たちおもしろい!はやく実物を使ってみたい!となり、予約した。

もちろん、私にはこれまでに「枕元で使えるコードレスのちょうど良いサイズの照明があったらいいなー」という潜在的な希望があって、それが叶いそうだったことが決め手ではある。
しかし、これまで照明が無いことをそこまで明確に不便と思っておらず、売り場へ探しに行ったりもしなかったのが、見た瞬間「コレだ!」となったのはすごいし、おもしろかった。

で、製品の詳しい情報は製品サイトを見ていただくのが一番なので、実際に届いて使ってみた感想です。

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画像1

まず、ケースが良い。

(ケースと呼んでしまったけど、製品のパッケージ。↑写真右側の箱)
素材はダンボールだけど、パーツがキチッと収まっているのを見たら「(分解して)持ち運ぶのに、この箱ちょうど良いのでは」と思った。

「サッと分解して旅先にも」
とは、製品サイトにあった使い方の提案の1つ。
ぜひやってみたいとは思いつつ「照明パーツを傷つけずに運べるだろうか?」という心配はあった。まさか、むき出しで鞄に投げ込もうとは思っていないけど、袋にまとめるにしても土台パーツはネジが飛び出てるし、当たると傷つきそう。など。

それが、パッケージを見た瞬間に「これをケースにすれば大丈夫!」となったので、いきなり懸念していたことの1つが解消された。マークもかわいいし。
でもいつか、防水性もある素材で、さらにコンパクトな専用ケースが出たらいいなーとも思う。

…持ち運びのことで長くなってしまったけど、
組み立ては簡単、ねじ込むだけ。
照明パーツは、初めに少し押し込み気味にして回すのがコツかもしれない。
電池を入れる時の「シュ〜ッ」という音もおもしろい。
(分解する時はうっかり下向けていると、なんかすごい勢いよくボタボタッ!と電池が出てくるので要注意。)
佇まいは、見るからに頑丈でドッシリとしている。
でも土台の厚みなのか、きっとどこに置いてもうるさくならない、ちょうど良いバランス。

いよいよ点灯。
ランプの笠の、端ならどこを押しても点くとのことで、エイヤッと押した。
指の力をゆるめると、ほわっとした灯りが。
もう一度押すと、ちょっと明るさが増した。押すたびに明るくなり、5回目で消える。あまり強く押さなくて良いこともわかった。
けっこう感動して、すぐに家族に見せてまわった。
(3/3追記 点灯時に長押しをすると、何段階めでも消灯できるのでした。フワッと消える!)

ひと通りおもしろがられたので満足し、灯りの下で絵を描いてみた。

画像2

当記事のヘッダー画像でもある、この絵。
部屋の電気を消して、テーブルランプイチの灯りだけを頼りに描いた。
(明るさは4段階中、1番明るいやつ)
手元はもちろん、周囲も結構しっかり照らしてくれる。
そしてなんと言っても電球色の暖かい色味の光が優しくて、
枕元に置いてみると良い感じ。
床に仰向けに寝転がると、光源は多少視界に入るけど、布団の上なら笠越しのやわらかい光だけ届くので眩しくない。

さらに点灯して1時間で自動消灯する機能があるのだけど、見届けることなく寝ていた。
(ちなみに、この機能によるものか多少ジー…と音が聞こえる。明るくするほど音も大きくなる。)

画像3

これは翌朝に撮影。ちゃんと消灯していた。
日中、灯りを点けてない状態でも、このシンプルなシルエットと、ざらっとした質感がなんか良い空間を演出している気がする。

さいごに、修理や交換についてはこちらに回答が。
有償・無償はケースバイケースになるけど、とりあえずまるごと買い直し、ということは無いようで安心!もう1つの懸念が解消された。

レビューはここまで。
一般販売はもう少し先のようです。

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すでにTwitter(@32_day)でツイートしていたのですが、140文字に収めるのは諦めたあれやこれやを
やっぱり届いて間もない内に書かないと!と改めて書いたらそこそこ長くなりました。

長く使っていきたいし、一般販売が始まったら贈り物にするのもいいなーとも思っているので、おもしろいものを作ってくださった感謝の意をこめて。

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