「スマホを落としただけなのに」シリーズ3作を読んだ感想

「スマホを落としただけなのに」「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」「スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス」 志駕 晃(著者) ☆3

 スマホを落とすのは基本1作目のみだが、ひょんなことからサーバー技術を使った凶悪犯罪に登場人物や日本全体が巻き込まれていくのがテーマの映画化もされた有名なシリーズ。

 ミステリとしての展開もおもしろいが、それ以上に現代情報社会で実際に起こりうるサーバー犯罪をスマホ、仮想通貨、国防といった様々な題材で物語としてリアルに描いている点だ。

 著しいスピードの技術革新で我々の生活もどんどん便利になっていくが、トレードオフのような形でリスクもどんどん増えている。いかにリスクマネージメントをするかはなにも国や企業だけでなく、我々個人レベルでも考えなければならない時代にきている。てか、もっと学校で教えるべきだ!!


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