【Path of Exiles 3.22】Pact Fobidden Rite備忘録1

 毒フォビドゥンライトするぞ~。
 超適当にPoBをいじる。ジェム周りとかまじで適当だしオーラまともに張ってないとかでガバガバだが、FRが5Hitする前提ならすでに5M DPS出ているのでダメージ面は大丈夫そうだ。
 Assasinから大量のbase critを得て、Power Charge投資して100% critを実現し、CoCで弾をばらまき、与えた毒を自己反射してポイズンヒールするビルド。害悪ガッサか?

 Forbidden Riteの球は着弾位置がざっくり決まっていて、一つ目が中央でその上下左右に十字を描いて四つ、その後十字の外に円を描いて八つという着弾の仕方らしい。Redditで見ただけでエビデンスはない。が、どいつもこいつも弾数五つでやってる以上ある程度は正鵠を射ているはず。今期はバカ高いとはいえTattooで弾数を増やせるので最終的にVolleyかなんかに使ってるはずのジェムスロットが一つ空けられる。ボス用に割り切ってDying Sun使ってもいいし。

 現状の毒スタックが170個くらいなので、ざっくり毒DPS2Mの半分くらいが回復力になるものとする。Heal per secが1Mとはどういうことかと言うと0.005秒で5000の体力を回復するということだ。つまりライフは常にMin or Maxであり一撃死しなければ死なない。
 とはいえこのビルドはまだリーチの維持とかができてないのであくまで仮組みだ。

 改めて要件定義すると、まずPactシステムを動かすためには半永続的なLife LeechとSelf Poisonが必要だ。この内毒に関してはThe Golden Ruleの毒反射で賄う。あとは毒が消えるまで持続的にリーチし続けるだけだ。
 だが毒ビルドは基本的にヒットダメージが小さく、ライフリーチインスタンスを拡大できないため持続的なリーチができない。これがPactで死ぬ一番の要因だ。
 つまりPactシステムで大事なのは何らかの方法で、戦闘終了後に毒持続時間よりも長いライフリーチを得ることだ。
 Molten Strike Slayerを作ったときはThe Writhing Jarのワームがヒット時にダメージに関わらず即死する仕様とEndless Hungerを合わせて、ヒットダメージを最大ライフ以上にして丸々リーチすることでリーチ時間を最大化した。敵倒し切ったらワーム食うひと手間が入るがまあ簡単だった。だが今回はCycloneでぶっ放す関係でこの手は使えない。

 今回はせっかくセルフヒットするのだしフラスコのVeiled modの「効果中受けたダメージの15%をライフリーチする」を生かす形と、ライフリーチインスタンスを最大化する形、二つのアプローチを考えてみる。

 とりあえず過去のメモを引っ張り出してくる。
 Life0.02 = LPS, LPS5 = Life0.1 = MLI
 つまりライフ5000とすると、最大リーチインスタンス=MLIは500heal、LPS=Leech per Secは100である。100ダメージごとに1秒のリーチインスタンスが得られ、500ダメージでリーチインスタンスが最大の5秒に達するのだ。
 通常のビルドならtotal Recovery per second from Life LeechやMaximum total Life Recovery per second from Leechを伸ばして吸える量と吸う速度を上げるのだが、Pactシステムはそこら辺に手を入れるとむしろインスタンスが短くなる可能性があるので危険である。
 ここで、FRのセルフヒットダメージはライフの40%、これを耐性Rでカットする。実際はESからも得られるが今回はES0とする。そしてフラスコで15%のライフリーチを得ている。セルフヒットからのライフリーチの割合xの計算式はx=0.150.4*(1-R)=0.06*(1-R)、R=0.75なのでx=0.015、ライフの1.5%だ。リーチインスタンス持続時間sはx:0.02=s:1からs=x/0.02、つまり0.75秒である。

 これは最大ライフの変動では変わらないが、混沌耐性に比例して変化する。80%だと0.6秒、90%だと0.3秒だ。ライフ5000耐性75%だとキャスト一回ごとに500dmg受けてその15%をリーチするので、リーチインスタンスは75。通常1秒につき100回復するので0.75秒のリーチ持続時間だというのが分かるだろう。
 じゃあ0.75秒以内に次の攻撃を出せばいい! 簡単だ! でもCoCでFRをキャストするとなると敵がいなくなったらFRが出なくなり0.75秒後に毒死するのだ。
 この方法でリーチを持続する場合、毒の持続時間を0.75秒以下にするか、敵によらないトリガー方法であるCwCを使う必要がある。ご存知の通りCwCは30% lessの上キャストレートも0.35sと遅いためCoCに比べてDPSは激減する、できればやりたくない。あと戦闘終了後も毒が抜けるまでの四秒間はチャネリングを切れない、まあこれは些事か。細々とアイテム拾ってると面倒そうだけど。Low Torelanceビルドという手もあるがそこまで組み合わせるのも疲れる。あと毒短すぎると回復が途切れる。

 では普通にインスタンスの最大化を目指す方法。
 毒持続時間は何もしないで2s。Assasinからのみで増やすと4sだ。
 LPSが4sを上回る値ということはライフの0.08%の値のライフリーチが必要である。ライフ5000とすると400だ。
 簡単じゃん! と思うかもしれないが、この値は一発のヒットで出す必要がある。毒特化ビルドは大体poison multiなどに投資するためヒットダメージが低く、そこにDeadly Ailmentとか入れるともう絶対無理な値になる。回復のために毒に投資するのに毒に特化すると困るのがPactシステムだ。
 毒に特化しないならFRでも十分なヒットダメージが期待できそうではある。
 あとこの方法だとUberボスを相手にするとき非常に困る。Uber boss mapが持つLess dmgがインスタンスを破壊してしまうのだ。俺は前回それでめちゃ苦労した。このModifierはモンスターへのダメージに対するlessなのでセルフヒットすると無視できる。まあこれはUberボス諦めたらええか?w

 どっちも問題があって単独では機能しなさそう……そこで天啓が走る。どっちも使えば良くねえか?
 移動用のCwCサイクロンと戦闘用のCoCサイクロンを用意してパーマフラスコすれば、戦闘中は敵からのライフリーチでシステムを維持し、戦闘後はCwC FRで自傷ダメージからリーチすることで毒が抜けるのを待てる。ジェムスロットも最悪武器スワップという形で解決できるし、そもそも普通のキャラだって移動攻撃とFaster Attackは使ってるんだからそこまで痛手ではないはずだ。
 よしこれでいこう。Forbidden Rite Pactだ!

 となると、Perma Flasks組んでオーバーリーチ準備してCritとオーラと防御層整えれば骨子はほぼ完成、後はダメージを積むだけだ。
 フラスコチャージの生成はPathfinderかAscendantか、胴体のEldrich Implicit、そしてTimeless jewelのThe Traitorだ。今回はAssasinのつもりなので胴かThe Traitorを使う。最終的にはMagebloodだな。
 Traitorを使うとGlorious VanityにあるWither on hitが使えなくなってWither付与がめんどくさい。Chaosは耐性減少呪い二重掛けができないのでWitherの有無は重要なのだ。40%くらいDPSが変わる。代わりにDying Sunを永続化しに行く……のはちょっとキツいか? でも装備要求がかなり楽にはなる。一方で胴体のEld Implicitは手軽だが生成量が2charge/3secとかなり劣っているためフラスコへの投資が結構必要だ。
 Poison Molten Strikeのときも同じ問題が浮上したが、あのときはAbhorrent Interrogationという最高の相棒がいたので気兼ねなくTraitorを回せた。
 ならば今回はThe Balance of Terror、と言いたいところだが呪いのセルフキャストの手間がどうしても気になる。せっかくCWDTもCoCも使える組み合わせなんだからセルフキャストはしたくないよねぇ。とはいえ強いしこれかなあ。
 適当にPoBを叩いたところ、Eld ImplicitからでもBismuthなら簡単に自動化できそう。三色フラスコもパッシブ三点振れば自動化できる。流石に強いフラスコ自動化はできないけど……。TraitorというかLPはもらえるパッシブの相性がよくないので胴のEld Implicitで賄うことにする。

 で、オーバーリーチ。方法はOffering to Serpent、Immortal Ambition、Petrified Bloodがぱっと思いつく。SerpentはまあまあDPSが伸びSynthesis Implicitがあるので投資次第でどんどん伸びるが手袋が埋まる。Sup積みたいのでそこが問題だ。Immortal AmbitionはTimeless jewelを使う問題があるが当のJewelがWither付与持ちのGlorious Vanityなので問題なく組み込める、つまり一番手軽だ。Petrified Bloodはリザーブが必要だがPain Attunementが使える利点がある。
 要するにDPSにどれくらい貢献するかどうかだ。PBが一番伸びて、IAはGV経由でWitherがもらえる。

 このビルドはオーラからダメージを伸ばすのが難しい。Zealotryくらいしか有効なものがなく、あとはせいぜいAS調整にHasteを使うかどうかだ。防御系オーラを炊けばいい話ではあるんだけど、攻撃オーラとデタグレ同時炊きできるほどのReservation Efficiencyは稼げていない。
 そこらへんがちょうどいいので今回はPBを使うことにする。良ロール良ImplicitのOffering to Serpentと比較しても10%以上こっちが強い。ただEHPちょっと減るのが辛いな~。要するに35%リザーブからダメージ30% moreとライフ5~10%lessのトレードなので、辛かったら他のものに変えよう。FRだとDissolution of the Flesh使えないんだよね……。Progenesisと組み合わせるとめちゃくちゃ固くなるから、最終的にはこれになる気がする。

 オーラはZealotryとHerald of AgonyとPetrified Bloodが確定。GraceとDeterminationはいつでもほしい。あとはTempest shieldとSkitterbotくらいか。
 Tempest shieldは防御面もだがショック無効が大きい。盾をMarachai's Loopにする関係でショック耐性が必要なのだ。とはいえこれはタトゥーとかで補える範疇なので切ってもいい部分ではある。Intは有り余ってるし。

 目下最大の悩みはTimeless jewelをどうするか。
 Brutal Restraintだと強いフラスコを使えて防御面が充実する。またタトゥー面も楽。胴体も強いレア品にできる。ただしWither付与問題が出る。
 GVだとWither付与が楽。他にも追加されるパッシブがChaos向けのものが揃っておりDPSの伸びが良い。ただソケット付近に消したくないノードが多いビルドなので(+1Max PowとかCharismaとか)わざわざ遠目にノード伸ばしてパッシブ無駄に取る必要が出る。だがそれでTattooで無駄ノード取らなくて済むようにもなるのでポイント効率は悪くない。
 他にもMilitant FaithからInner Convictionを取る手もある。Max PCどれくらい稼げてるかにもよるけどざっくり30% more弱もらえるし、投資コストも最小限で済む。ただあんまり相性のいいノードがないのが難点。最小チャージとか最大全耐性のような誰でも強いノードはあるけど。Wither付与問題も相変わらずだ。
 悩んだ結果、パッシブポイント節約のためにInner Convictionを取ることに。WitherはBoTを使おう。

 ……よし完成! 後はギアの微調整の前に試運転だ!

 んん~w
 実験は失敗だ! ただ失敗の理由がギアがクソすぎるせい、とも言い切れない感じ。ライフリーチインスタンスが小さすぎる。そもそもFRのprocも少なすぎるし……なぜ……?

 はいバカ乙~w
 オチもついたところで今回は終了。……この状態でどうやってラビリンス回ろう?w

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