心療内科の記録

 後の自分のため、また他に同じような精神状態の人のために書いておく
 何かしら書いて残しておくことはなんも無駄にならないからな

2024/7/9(火)
 

 近くの心療内科に行った。古いビルのある階にあるちいせぇちいせぇクリニックだ。本当はもっと家から近い別の心療内科にもう1週間早く行くつもりだったのだが、電話で初診予約OKとサイトには書いていたのに電話が通じないからやめた。◯◯クリニックめ……。まぁ済んだことはもういい。
 ちいせぇちいせぇクリニックの内装はオレンジとか黄色とかそういう配色で、自分の他に3・4人の人が待っていた。俯いてる髪の長い人がいたのが少し怖かったが、他の病院と雰囲気は大して変わらなかった。
 ちょっと驚いたのが、名前ではなく番号札で呼ばれるってこと。誰々という個人が心療内科に来てると知られるのが嫌なのだろうか、名前で呼ぶことそのものが刺激に繋がるのだろうか。どっちもありそうだ。他の病院でもこうしてくれと思った。

 一番最後に来たので一番最後に呼ばれた。当然すぎる。
 先生はちょっとふっくらしている眼鏡をかけた人だった。サイトにある似顔絵と似てて密かにウケてた。
 先に紙で「一番困ってること」「聞きたいこと」とか色々書いたからその通りに応対してくれた。鬱病かどうかとか程度とかは先のアンケートで既に察してそうで、対面して話すことは要約すると「どんな人生を歩んできたか」ってことだ。
 先生が知りたいのか、それとも患者にはっきり原因を自覚させたいのか分からんが、とにかく話した。話してる途中泣きそうになった。そんで、先生はまぁ聞いてるだけだったが、どうも自分は中国の時に激しく親から怒られたのを契機に自信を失くして、「草食動物のように辺りをビクビク伺ってる状態になっている」(先生談)ようだと自覚した。

 そもそも今更訪ねたのが就活の自己PRに著しく影響してるからってのが理由だからなのだが、あと半年ほどで環境がガラッと変わるからそれを目指して自信をつけて自分を変えていこうって話をされた。要は社会人デビューをしようって話らしい。流されるままに生きていこう派の今の時点では、はぁそうですか、って感じだが先生が示してくれた方針の通りに生きていくことにしてみようとも思う。

 発達障害の話もした。発達障害の人の言動やらが自分に似てたからで、もし薬をもらって頭が冴えるならこれ以上のことは無いなぁと思ったからなのだが、あっさり否定された。ASD傾向はあるらしいが、人間なんて大半ADHDかASDかの傾向は持ってるもんだと(どっちからも外れた人も当然いるらしい)。
 これに関してはホントかよって感じで、今でも疑ってるが。なんせ思いつく節がありすぎるんだもん。しかしまぁ来週再来週……と診断を続けていけば、先生もどんどんこっちに詳しくなるだろうし、とりあえず今は鬱病のみの診断でやってくしかない。

 あ、そうそう。鬱病ではあった。程度とかは教えてくれなかった(そんなんいちいち知らん方が良いと言われた)が、薬に抵抗が無いと聞かれて話すと、あっさり薬を出された。眠れないって話すると眠剤も。初診代2500円+薬代1500円。

2024/7/12(金)

 そんなわけで出されたお薬、レキサルティOD錠(朝夕、一回一錠)と眠剤(寝る前、一回一錠)をちゃんと毎日飲んでいる。心がザワザワする感覚は減った気もするし、よく眠れているしちゃんと起きられているのは確かだ。どこからが薬の効果なのか、どこまでがちゃんと生きよう!と決心づいたからなのかは分からんが、どっちにせよ心療内科に行ってなかったからこの数日は無かったから感謝だ。
 毎日毎日、日々の過ごし方で後悔することが無くなった。過度に呑気になってるだけでは?という不安は拭えんがまぁまぁ……。
 しかしこの出されたレキサルティってやつ、既存の治療で効果が無い場合ってお薬情報サイトには書いてたけど、こんなん初診でパッと出して大丈夫なのか。それとも重いのか。まぁいいけど。

 来週の火曜日もまた行く予定になっている。しかし金が……二回目の診療は初診より安いらしいが。しかしここでケチってると本当にゼロになるのでケチるわけにはいかない。


 これが回復の記録になったら良いなと思う。
 

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