エイトリ 感想日記① ※ネタバレ注意
絵柄がぶっ刺さりだったのでエイトリを始めた。
プロローグ分のストーリーを読み終えての一言感想
↓
大黒可不可が強すぎる
このゲームには未実装キャラも含めて20人の男性キャラクターがいて、彼らと親交を深めていくのだろう……と予想できますが、アプリアイコンのキャラ、つまりこのゲームの顔である「大黒可不可」は主人公の幼馴染なんですよ。その時点でまず親交度の上乗せがすごいじゃないですか。
その上、結構な文量を割いて主人公と彼の思い出を描いてくれるし、その思い出がゲームのメインストーリーである「なぜ主人公がHAMA(街の名前)の観光事業に協力するのか?」の理由にしっかり繋がっていて、つまりゲームにおいて「大黒可不可」の存在がでかいんですね。可不可がいないとゲームが成立しないんですよ。
しかもこいつ……「主人公のことが大好き」なんですよ。これが強い。なぜなら人間の大半は「自分のことが好きな人が好き」なので。
可不可のそれは独占欲に近くて、しかも権力と金という力の二大巨頭をフルに使って主人公を自分の近くに置こうとしてくる。
ゲームの初め、主人公は旅行会社に勤めていて外国に出かけていたんですが、会社が倒産したのをきっかけに地元であるHAMAに戻って来るんですね。その会社が倒産した裏には……どうも可不可の存在があるらしい。
そんで主人公を自分の会社に誘う時のキメ台詞よ。
もう他の男が出る幕なくないか?
一応現時点(プロローグ)では、謎の花屋のお兄さんと傲慢ビビりモデルが対抗として出て来てるが……そもそも主人公にその気が無さすぎる(可不可の独占欲にも気付いてないし)
可不可の脳を焼いたのはお前なんだから責任取ることも考えといてくれ。
ストーリーの話が続いたのでゲームシステムとか諸々の話。
UIデザインについて
起動した時に思ったのは、UI凝ってんなーってことです。「旅行」をテーマにしているのと、主人公の好きなものがカセットテープということで、それらをモチーフにしたデザインが画面中にあつらえられています。正直、分かりにくいです。オシャレだとは思うんだけども。
慣れたことで、どこにどの機能があるかは分かるようになったんですけど、ぱっと全体を捉えた時にやっぱりごちゃごちゃしている。
なんとかオシャレさを保ったまま、視認性が上がるUIデザインにならんかね。
主人公について
主人公、いいやつですね。
幼い頃の可不可との触れ合いからも分かりますが、真面目で健気で働き者で、可不可が好感を抱くのも分かります。小学生の年齢であれだけしっかり下調べして旅行プラン考えられるのは凄い。
あとゲームシステムの話をすると、男女選べるのも良いし、その性別選択によってイラストや声優に差分が出るのが丁寧。
全体的に丁寧なゲームという印象。
ミニゲームについて
プロローグ進めてたらやたら不自然な展開で「おもてなしバトル」とかいうゲーム要素が挟まってびっくりしました
レベルさえ上げてれば、攻撃型と回復型をほどよく配置するだけでなんなく攻略できます。アークナイツをやっている自分からしたら、まぁヌルヌルのヌルゲー。でも楽しいのでストーリー放置して結構こればっかやっちゃいます。
キャラプロフィールについて
エイトリにはキャラプロフィールの種類がやたらと豊富で、これはその中の一つです。女子だったら多分誰でも見かけたことがあるだろう懐かしのプロフィール帳に書き込まれる形式で、キャラの趣味や性格が分かるようになっています。
親交度に合わせて空白が埋められていく形式は、世界樹の迷宮シリーズでのマッピングを想起させて楽しいですね。他にもイラロジとか……。
埋めていくの好きなんすよ。
他の気になっているキャラ
あまりにも可不可一強のシナリオすぎるので可不可のことばっか言いましたが、他にも気になっているキャラ! います!
・叢雲 添
・北方 来人
クズが好きなのでそれっぽい雰囲気のキャラが目に止まりました。
特に後者はプロローグの時点で傷害罪で逮捕されているので期待が高まります……が、イベントストーリーを覗いてみたところ、同じユニットの他メンバーの千弥が結構いいやつなんですよね。元囚人のはずなんですが。
ところで元囚人が徒党組んでアピールして大丈夫なのか?
刑期を満了している以上どんな人生を歩もうがその人の自由ではあるんですが、わざわざ元囚人ってアピールしなくてもよくない? 世間から叩かれない?
この元囚人ユニットはユニット単位で気になってるんですよね……。どういう理由で収監されて、出てきて、こうして区に貢献しているのか……。
エイトリはストーリーにもかなり力が入ってるので、そこらへんも期待できます。ワクワクが止まらない。
またメインストーリーが一区切りついたら感想書きにきます。
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