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東京都のホテル確保が順調に進んでいてよかった件

東京都の医療崩壊が起きていつつ、どうにかなっている件でございます。

本日現在の東京の状況 by 東京都

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重症者は97人、軽症・中等症が2,576人という規模に抑えられ、退院した方も1,518人となっているようです。

軽症・中等症がさらに分解されて、軽症がホテル、中等症が病院という区分け(さっさと軽症者はホテルに移して病床を空けるべき、強制的にだ)がされてくれば、東京都の医療はより安全になるだろう。軽症者といえど、急変のリスクはあるわけで、看護師さんが常駐する宿泊施設に入れてやるのがやはり良いと思うのである。

軽症者向けのホテルの確保は進んでいる模様

東京都の発表から抜き出すだけで、以下になる(2020年5月1日現在)。

・東横INN東京駅新大橋前
・東京虎ノ門東急REIホテル
・イーストタワー(品川プリンスホテル)
・the b 八王子
・アパホテル&リゾート<両国駅タワー>

最後の両国のアパホテルは最強で、1000室強である。医療関係者の集中配置の観点からすると、心強い限りであろう。そして、このような時代に患者を受け入れる決断をしたホテルの経営者の皆さんは本当に素晴らしい。経営的にもそうだろうし、社会貢献としてもである。ホテルはHospitalと語源が同じことをよくご存知である。

さて、引き続き、大型ホテルの募集を続けて入れば、軽症者の受け入れ先については、目処がつくのではないかと思われるので、一安心である。


次は、中等症むけのコロナ専業病院

次に必要なのは、コロナ専業の病院だろう。東京ビックサイトのような大きな設備に、中等症患者を受け入れる専門の病院が必要になると思う。地域のお医者さん(個人経営のクリニックは、客も減り収入も減っていると思われる)を集めて、自衛隊病院の指揮のもとに、医師・看護師を配置すれば十分やっていけるのではないかと思う。ホテルから、ここに患者を運ぶ流れを作る。さらに重症化すれば、すぐに感染症病院に送る。

コロナのブームが終わればこの病院はいらないので、仮設で良い。設備はちゃんとしないと人が死ぬので、コロナやらない病院も明確にして、そちらの方から設備を融通してもらうのが良いと思う。

こちらの施策があまり進んでいないように見えるので、東京都には頑張ってほしい。東京都の規模ならあっても良いだろう。

この病院を作ることで、一般病棟をもつ一般の病院が随分と救われると思われる。


PCR検査センターは結構だが、医師の判断で検査をする

大規模な感染規模の推定なら抗体検査であるようなので、そことは切り離して考えるべき事柄である。とはいえ、感染者を早期に把握し、出歩かなくさせるためには、PCR検査は必要だ。

ただ、「怖い」「不安だ」というだけで検査を受けるような人が増えると、偽陽性の患者や、偽陰性の患者が「俺は大丈夫だ」と思って歩き回して人にうつしまくる、ということもあるわけで、害しかない。

あくまで、症例からみて疑わしいと医者が判断した人が、センターに送られて、検査をするのが良いだろう。無秩序にやると、検査センターで医療関係者や患者同士で感染が広がるのである。

こちらも設置が進んでいるようで、大変によろしいことだと思う。


今やるべきは、医療関係者の支援

飲食店による医療関係者への食料の提供などが進んでいるようで何よりであるが、より一層の医療関係者への支援が大切だ。

医療設備、装備、食べ物、休息が必要だと思う。マスクの買占めなどはかなり減ってきたと思うが、防護服、医療用マスクはまずは病院に届けられるべきだ。医師・看護師の給与も国が補償して出すべきだ。残業代は増額してやるべきである。

病院への食べ物の支援、あとは、高級ホテルの無償提供なども増えてくると良いのだけれど。

医療関係者にも子供はいるので、そこの子供の預かりは、医療関係者を最優先で行うこともとても大事だと思うので、その辺りもしっかりと。


まずは、感染拡大を抑える施策をしっかり取ってほしい。

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