#塩野七生
書評:『ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊』(塩野七生)
1巻よりこの2巻は退屈で面白い。こんな小学生一年生みたいな表現になってしまうのが2巻である。
アテネの興亡がよくわかるのがこの本。1巻でも英雄が出てきて、アテネがギリシアの雄として立つ。その理由は、世界初の海軍設立というイノベーションと、ペルシアという外圧。外圧をやっつけたのは、ペルシアの長い兵站。しかし、このIIになると、興亡を決めるのは、民主政治下のリーダーであるところが2巻の面白さだと
1巻よりこの2巻は退屈で面白い。こんな小学生一年生みたいな表現になってしまうのが2巻である。
アテネの興亡がよくわかるのがこの本。1巻でも英雄が出てきて、アテネがギリシアの雄として立つ。その理由は、世界初の海軍設立というイノベーションと、ペルシアという外圧。外圧をやっつけたのは、ペルシアの長い兵站。しかし、このIIになると、興亡を決めるのは、民主政治下のリーダーであるところが2巻の面白さだと