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大阪駅に新たな風! 元教授、「イノゲート大阪」を探訪してみた: 定年退職186日目

大阪駅周辺では再開発ラッシュが進行中で、多くの施設が次々と建設されています。特に、うめきた地区(通称:北ヤード)と呼ばれる旧梅田貨物駅跡地を中心に、新しい街並みが形成されつつあります。単なる商業施設の集積ではなく、緑豊かな公園も整備されている点は喜ばしい限りです。


今回、数ヶ月前にオープンした「イノゲート大阪」という23階建ての新駅ビルを訪れました。この名称は「Innovate(革新する)」+「gate(ゲート)」の組み合わせだそうです。先日レポートした大阪中央郵便局跡の「Kitte大阪」の線路を挟んですぐ隣に位置し、オフィスや飲食店などが入居する複合商業施設です。最先端の設備を備えたビルとの噂で、私も興味津々でした。

右が「イノゲート大阪」(左は「Kitte大阪」)


このビルは大阪駅西口(新改札口)に直結しており、1階には関西初出店の「猿田彦コーヒー」があります。2階から5階は「バルチカ03」という飲食街が展開されています(「ぜろさん」は「オッサン」の意味があるとか (笑))。

2階から5階は飲食街「バルチカ03」


6階に上がると、まず目に飛び込んでくるのが、7mもの大型透過型ディスプレイによる案内端末で、さまざまな情報がスタイリッシュに表示されています。その傍らには、警備ロボットも設置されていました。私が訪れた時は自立巡回をしている様子は見かけませんでしたが、空間センサーで人を避けて走行し、エレベータにも乗り込むことができるそうです。ロボットのタッチパネルで情報を得られるほか、警備員との通話もできます。しばらくすると、彼(彼女?)は充電器に戻っていました(笑)。

大型透過型ディスプレイ(天気や電車の運行状況などの情報も)
警備ロボット


同じフロアには、蔦屋書店とスターバックスが融合した店舗があります。蔦屋はまるで本のセレクトショップのようで、壁一面に本が陳列されています。メジャーでない書籍が必要な場合は、隣のビルの梅田店で探してください、ということのようです。本を読みながらコーヒーを楽しめる空間になっており、仕事をする人の姿も見られます。「スカイガーデン」という読書しながら日向ぼっこができるスペースも用意されていました。

蔦屋書店とスターバックスが融合した店舗


私が頻繁に利用している「シェアラウンジ」の新店舗もこの階にあり、現在このnoteもそこで執筆しています。ここからは「うめきた公園」をはじめとするグラングリーン(一部工事中)やグランフロント、空中庭園のある梅田スカイビルなどが一望できます。空が高く緑も多いため、解放感抜群の空間です。遠くには六甲山も望むことができます。(タイトル写真、下写真もどうぞ)

シェアラウンジ
シェアラウンジ内から見た外の景色

昨日もここで仕事をしていましたが、慣れないうちは外の景色に目を奪われがちで、楽しいのですが作業効率が上がらないのが悩ましいところです。以前利用していた「梅田蔦屋シェアラウンジ」では大阪駅のプラットホーム群が見え、こちらも楽しい景色でした(やはりつい眺めてしまいます)。今後はその日の気分に合わせて使い分けようと思います(すぐ隣のビルですので・・・)。


昼過ぎに下の階に降りて遅めの昼食をとりました。飲食店舗は大阪の名店が軒を連ねており、選択肢が豊富です。「ひもの野郎」という、本店が梅田第4ビルにある人気店の支店で食事をしました。本店の方はいつも行列で入れなかったので楽しみでした。昨日は紀州備長炭干しの「あじのひらき」定食を堪能し、本日は奮発して天日干しの特大「金目鯛」定食をいただきました。(下写真もどうぞ)

昼食をいただいた「ひもの野郎」、美味でした
奮発して天日干しの特大「金目鯛」定食をいただきました

<追記> 干物といえば、これまで一番印象に残っているのは千葉で食べた「黒鯛の一夜干し」です。奥様と休暇で房総半島先端の館山への旅行中、富津付近の漁港で魚屋の店主から「素晴らしい黒鯛が取れたので買わないか」と声をかけられ、「これから館山に一泊するので・・・」と返事をしたところ、「よっしゃ、明日までに一夜干しにしておくから」と。お金を前払いし、帰りに干物を受け取って帰ったのですが、家に帰って焼いてみると、それは絶品でした。ちなみに、オフシーズンだった館山の海岸では「新宿鮫」のロケが行われていて、奥様は舘ひろしさんや原田芳雄さんを見かけたと喜んでいました。


今回は新しいシェアオフィスのある「イノゲート大阪」の紹介でした。このようなレポートも楽しいものです。また、お送りします。では!


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