空のプラクティス

2018年11月29日 20:42

ボディセラピスト養成講座0期について

講座にご興味を持ってくださっている方がいれば、それだけでもとても嬉しいです。何か聞きたいこと、受講に踏み切れない理由などなどありましたら、お気軽にご相談、お問い合わせください。メールでもお電話でもOKです。

「ボディセラピー」のイメージが曖昧で、あまりわからない方もいらっしゃると思うので、具体的にどんなことをするのかについてご紹介します。

講座の実技では、実際に施術ベッドを使い、受講生さん同士で施術し合いながら進めます。
かたち上での手技に加え、それがどんな内がわの実践であるのかの、体感までを実技に含めています。

たとえば、台湾式足裏リフレクソロジーは、まず足先から両手でゲストの足をホールドしたまま、足首とかかと方向に押し流す手技があります。
その最初のタッチを「空（くう）」や「ゼロ」の自分であるように意識すると、ゲストの受ける印象は大きくちがってきます。
自分がどんな存在として扱われているのか、手から直に相手に伝わるからです。

毎回、ひと触れごとに「はじめまして」の気持ちになって、今にいることが大切です。

ふしぎですが、そうするとゲストの秘められた魅力に気づいたり、目の前の” なにものでもない ”その存在を無条件に「美しい」と感じます。
ここに生きてくれていることに、ただ「ありがとう」が湧きだす瞬間があります。
施術をする側にとっての恩恵があるのです。
相手と自分の命そのものを祝福しあえる施術になります。

赤ちゃんに触れるときって、自分の手もやわらかくなっている感じがしませんか。
はじめましての世界を全信頼しながら生きる赤ちゃんには、こちらも無意識にその信頼にこたえてあげたくなるものです。
だから意識を集中させて大事に触れますよね。
「愛されているんだな」と、その手から伝わります。

そういう施術のときの「在りかた」も、講座でお伝えする内容のひとつです。
もちろん施術のためだけでも、相手のためだけでもありません。
ご自身の日常のふとしたときに、今までとは世界の捉えかたがちがっているのをいずれ体感していただけます。

施術をくり返すことがご自身にとって、真理とともに生きるプラクティスになります。