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私の恋愛議事録 ネット恋愛編


中学二年生、所謂【厨二病】の時期のこと。

私はそれなりにいろいろやらかしてきた。一応自負はしている。
そんなやらかし恋愛を某ネット掲示板、恋愛日記板に赤裸々に書いていた。それはそれはもう、知り合いに見られたら死にたくなるくらいに。
そこそこ閲覧数もコメント数もあったしあまりにも赤裸々に書きすぎて本人が見たら間違いなくバレていたと思う。いや、バレてないよね?

そんな掲示板が去年閉鎖した。
黒歴史だし、暗黒という言葉が合う掲示板。それでもその時の気持ちが綴ってあって懐かしくてたびたび読み返してた。
管理人さんのほにゃららで去年閉鎖して、私の過去は完全になくなった。だけどなんだか寂しくなってしまってちょっとだけ思い出を書こうかなとnoteを始めた次第です。


タイトルにもあるように、そんな掲示板でネット恋愛をした思い出から。

某掲示板はめちゃくちゃ板が豊富でその中でも中学二年生の私は恋愛に関心、興味がありすぎた為恋愛板に棲みついていた。

彼とは恋愛相談しましょう的な掲示板で知り合った。
付き合いたての彼女との可愛らしい相談を書き込んでいた。そんな彼に対して、恋愛のプロです並に返答してた私は思い出しただけで爆発してほしい。大して経験もないくせして。
そこから彼とのやりとりは始まった。
恋愛相談、学校の悩み相談、雑談、ふざけたり色んな話をした。ただ、私はスイッチが入らないと恋!とはならないのでこの時点では話してて楽しい人だな〜くらいの感覚だった。これは本当に。

そんなある日、彼が突然「実は小説を書いていて、○○○(某人気ラノベ出版社)のコンクールに出そうと思っている、自分の小説を読んでほしい」と言ってきて、小説板のURLを貼ってきた。
文章を読むことは好きだったし、自分と同じ学年の男の子がどんな文章を書くのか興味もあったので迷わずクリック。
なんか難しいタイトルじゃん。これが第一印象。
そこから読み進めていった。


えっっっっ   好き。




ここで恋に落ちた。
いや、もちろん自分でもアホなのはわかってる。
それでもこの文章を書く彼のことがその瞬間めちゃくちゃ好きになってしまった。
顔も名前も知らない。住んでるところの話はしたけど本当かわからないしなんなら性別さえ本当のことはわからない。
それでも、好きだって思ってしまった。
前述した通り、恋愛経験がほとんどないにも関わらずネット上の人を好きになってしまった私。
しかもその頃は今みたいにマッチングアプリとか流行ってないから相手にも警戒されたくないし友達にも親にももちろん相談できない。イメージ的にはネット恋愛=悪だった。

好きな気持ちが芽生えてからは大変だった。
だって彼女がいるんだもん。
その相談で出会ったから仕方ないけどめちゃくちゃ悲しかった、リアルで出会いたかったもっと早く知り合いたかった、何度も何度も思ったなぁ…

そんなこんなで毎日のように話していたら
「彼女と別れた」
と、書き込みがあった。
喜んじゃいけない、わかってはいるけど喜ぶしかなくない?!という気持ちと純粋に心配な気持ち、複雑な感情すぎて中学二年生の私には処理ができなかった。
でもこれで堂々とアタックできる。そこからネットの彼にアタックが始まった。



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