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上手いAimerは指に頼らない~モバイルのエイムの仕方の基本~

モバイル端末でのエイムの仕方は大体が以下の4通り+αに大別されます。

1、指エイム(親指)←これが一番人口が多い+一番下手
2、指エイム(人差し指)←私が遠い昔やっていた。今も生き残りがいるかは分からない
3、腕エイム(親指)←私に教えられた事のある人はやってる場合が多い
4、腕エイム(人差し指)←最善手、今私がベースにしているもの

人差し指をエイムに用いるプレイヤーは稀です。しかし、実力層が上がるにつれて人差し指をエイムに用いるプレイヤーの人口比は増大していきます。

ここでは私がベースとしている人差し指型腕エイムについて解説をします。

基本的に腕の筋肉(ドアノブを回す筋肉)からの力でエイムをします。肘から手首までは基本的に芯を通します。(肘の関節は動きます)手首の動きは、エイムそのものというより幅や動かす方向決定となります。

その時手首を動かす筋肉は、親指の付け根の手の甲側の筋肉ですので、手首を動かすというより、結果的に手首が動いている形になります。

そして、指は固めます。人差し指の一番根元以外の関節を固定し、人差し指を芯の通った一本の棒にします。その棒は決して曲がる事はありません。
一番根元の関節だけは脱力しきっているので簡単に動きます。

モバイルプレイヤーのエイムがガバりやすい原因の1つは指の関節の固定が出来ておらず、指がぐにゃぐにゃ曲がって力の方向がエイムとは関係のない方向に逃がされてしまいエイムを思う方向に思う速度や距離を動かせなくなるからです。

当たり前ですが、腕の動き自体は円運動となります。
そこで、親指の根元の手の甲側の筋肉で手首の角度を調整し、腕からの力をエイムに適した方向に変換します。そうすると、指自体は曲がらない一本の棒ですが、その根元は自由に動くので、指の向いている方向はエイムしたい方向へと向き、結果としてエイムの軌道は思い通りの直線的なものになります。
(直線でない軌道のエイムをする場合は人差し指の根元の関節も固めます。)

腕エイムでも確かに指自体は動きますが、それは決して指の筋肉を使って指を動かしているのではなく、あくまで固定した指の、一番根元だけを可動としているから結果として腕や手に引っ張られて指が動いているのです。

手に指先が引っ張られエイムの起動を描くので右へエイムする時は手首は引く(くの字)形になり、左にエイムする時は手首は伸びた形になり、手に指先が押される形になります。

イメージとしては、滑車を想像してください。

腕が、力点です。
そして手首~手、人差し指の根元が、支点となり、力の方向を減衰なく変換します。
それを経て、指という固定された鎖に引かれ、指先が引っ張られる事で、エイムの軌道を描きます。

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人差し指が腕エイムとの親和性が高い理由
・腕~指先までを滑車として扱う場合、親指より人差し指の方が指の付いている向きからして適している。
・利き手の人差し指は人体で最も器用な部位で、精密な動きに向いている。
(箸を持つのも字を書くのも人差し指をメインに使っているはずです。)

腕を力点とする理由
・指より筋力(基礎出力)が大きい為、出せる出力も高く、それは同時に制御を伴って出せる出力も高い事を意味する。

最初に言っていた4通り+αの+αについて

モバイル端末は画面でエイムをするので可動域が狭いです。
ですが複数の指で同時にエイムをすると感度が上昇し、同じ可動域でも出せる速度や振れる幅が増大します。(その代わり、本来一本の指でするエイムという動作を複数の指を同時に扱う事と感度が上昇する事により、精度は格段に落ちます。)この時、指はそれぞれ同じ方向に同じ距離を動かします。

これが+αの複数本指エイムです。

+α、としたのは、複数本指エイムを常時使う人はおらず、基本的には150度程度やそれ以上の振り幅を向く時にだけ使い、また、上記の4通りのエイムの仕方のいずれの場合でも併用する場合があるからです。

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