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ほんとうのわたし。

羽夢です。(←おやすみ🌙のあとに戻ってくる奴)

画像は「ぷちっとくろにくる」の私(ふたりめ)。



ほんとうのわたしってなんだろう。



「勇者」じゃない私、
「平和」を求めない私。



私が ほんとうに ほしかったものって

なんだった?




「愛」、だったのかな。

そう思います。



だから

「生きろ」とか「死ね」とか
「愛」とか「恋」とか
「ぼく」とか「きみ」とか。

そういう歌が全て他人事に思えて
どうでもよく思えて

だけど何故か聴き続けてしまったのは。

それが、欲しかったから。なのかもな。


そんなことを ぼんやり思う いまの私。




「可愛くてごめん」という曲があります。

その歌詞に、


「自分の味方は自分でありたい。
 いちばん大切にしてあげたい。
 理不尽な我慢はさせたくない。
 それが わたし!」   

というフレーズが。。


そっかぁ。そう思いました。



たぶんすごく あたりまえ のこと、
なんです。   だけど、、


私には ずっと 無理だった ことでした。



歪んだ愛しか貰わなかったから。


人生の最初に貰った大きな憎しみを、

「愛」と思い込むことでしか、

自分を保っていられなかったから。


傷つけられて、傷をつけ返すことを、
「愛情表現」と信じていたから。。



なので、ほかのひとから、

「あたりまえ」の、「ふつう」の、
まっすぐな気持ち、「友情」とか。

そういうものを貰っても認識できませんでした。


敵か 味方か。

害をなすものか 得をもたらすものか。

必要か 不要か。


そんな寂しい思考回路しか
持ち合わせていなかった。。


お友達は、羽夢を
「お友達」として大切にしてくれていた。

いまなら そう 思うことができるけど。

当時の羽夢は 愛が欲しすぎて。

友情では足りなくて。

足りないものしか くれない 奴ら、
みぃんな 要らない! 敵!!!

と。盛大な勘違いを。していました。。。


ほんとに あたまが わるすぎる…。

当時めいわくがかかった人ほんとごめん…。。



「自分の味方は自分でありたい。
 いちばん 大切にしてあげたい。
 理不尽な我慢はさせたくない。
 それが わたし!」


羽夢にとって。

「勇者」でいること。自体が。

とても辛くて厳しいことでした。

世界が良くないのは羽夢のせいなのかな。
どうしてみんな
すべてを羽夢に「勇者だから」って。
押し付けてくるんだろう。。

魔王のあの人は本当に悪いの?
みんな彼のこと大嫌いみたい。

好きな人を亡くしたのが悲しいのは
あたりまえ じゃないの?

悲しいことが あったひとを
なぐさめてあげたい 救いたい。

お友達が亡くなったけど、
きっと 生き返るよね って。

信じることは 悪いことなの??

ずっと。ずっとそう思って生きてきた。。


全世界から嫌われている彼と、、

「仲間」に。

「お友達」に。

「仲良し」に。

なりたかった。なれなかった。。


羽夢がニンゲンなのは

羽夢のせいじゃない。

彼の想い人を殺したのは
羽夢じゃない。


羽夢は彼のこと大好きだったのに。

羽夢が「羽夢」であるだけで、

彼は羽夢のこと 大嫌い、だった。


それが すごく つらかった。


なんで?って聞きたかったけど。

「勇者」、「はい」「いいえ」しか
喋れないし、

そもそも「話しかける」コマンドで
喋ってくれること、決まってるし。。


なにも わからなくて。

どうしようも なくて。


いっぱい 考えたけど。

もう 無理だよ…。


「自分の味方は自分でありたい。
 いちばん大切にしてあげたい。
 理不尽な我慢はさせたくない。
 それが わたし!」


もう 勝手に 幸せになってくれよ。

勝手に 平和で あってくれよ。


押し付けないで。巻き込まないで。


わたしは、「勇者」じゃないから。
「世界平和」を願えないし。

「魔王」じゃないから。
「世界滅亡」を願えない。


「自分の味方は自分でありたい。
 いちばん大切にしてあげたい。
 理不尽な我慢はさせたくない。
 それが わたし!」


わたしは、「羽夢」です。

それだけです。

理不尽に蹂躙されたくないです。


誰かの味方ではなく、
自分の味方で ありたい。。。


ダブルスタンダード・ヒーローズ


それでもやっぱり、
目指すのは「平和」。。


それでは、また🙌

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