見出し画像

インスタで繋がるーみんなで楽しむプリクラへー

もうすぐバレンタインだ。イベントごとにプリクラのタグが存在しているのをご存知だろうか?インスタ内には、バレンタインなら#バレンタインプリ、他にも#クリスマスプリとか#ハロウィンプリと言うタグが存在している。

#バレンタインプリ は去年まで(〜2019年)の傾向を言うと、赤いリボンを髪の毛に巻いたり、結んだりして片手にはチョコを持って撮られたものが多かった。チョコのパッケージの色も赤い物が人気で、色をリボンと揃えることで統一感を出したプリクラが多かった。


スクリーンショット 2020-02-08 22.21.41
2018年にバレンタインプリを参考にして描いた架空のプリクラ


SNOW(スノウ)のフィルターでもリボンとチョコレートが顔まわりに添えられるものが出ていた。それ位、若い子の間では#バレンタインプリは、かなり定着しているイベントであると言える。2020年2月現在、#バレンタインプリの投稿は現在2万件程存在している。

今年のバレンタインプリの傾向を見ていると、去年よりも白いパッケージのチョコレートが目立つ。頭に付けるリボンの色ももちろん白だ。レースを使っている子もいる。

いいな!と思った投稿を保存して、それを参考にプリクラを撮る子が多い為、タグ内で盛り上がっている。そして、そのまま真似をする場合もあるが、多くの場合は自分なりにアレンジを加えて投稿している人が多い。

今年は個人の主観では白が去年より多いな、と思ったけど、赤で揃えている子もいれば、茶色で揃えている子もいる。ピンクの子もいるし、黄色の子もいる。それぞれに工夫をしてバレンタインというテーマに沿ったプリクラを作っている。

これはインスタのお陰だと思う。少なくとも私がプリクラを撮っていた学生の頃には#バレンタインプリは存在していなかった。「バレンタインチョコ買ったよ!」とか、「もうすぐバレンタイン」と落書きされた、いわゆる日記のような記録としてのプリクラは存在する。

しかし、今のようにバレンタインをテーマに作品として作られたプリクラは存在していなかった。現在は、インスタで自分の興味のある画像を見つけやすくなった。ハッシュタグを使うことで、多くの人が#バレンタインプリの存在を知りイベントとして盛り上がるようになった。


昔はプリクラは記録代わりでもあったが、今は誰もがスマホを持っていて、簡単に写真が撮れる時代なので、日記とか記録(インスタで言えばストーリーの投稿)はスマホで撮ったもので済んでしまうし、その方が手軽だ。

プリクラはお金を出して撮るので、若い子の間では、スマホで撮るものよりもちょっと特別という認識があるようだ。季節のイベントごとに、もしくは自分たちでテーマを決めてプリクラを撮っている子も多い。

以前紹介した#チュッパチャプスプリもそうだし、今回のヘッダーはお菓子のOREOを使っているもので#オレオプリ。リボンの色はお菓子に合わせてブルーを使ったプリクラが多く存在している。

そういったプリクラは#ネタプリとも呼ばれ、#ネタプリには16万件の投稿がある。どんどん誰かが新しいネタを考えてプリクラを作って投稿しているのを、みんなで楽しめるのはまさに今の時代だから出来ることだと思う。

プリクラは昔もみんなが楽しんでいた。けど、それは学校の友達とか会える範囲の人達だけだった。しかし、今はSNSを使うことで簡単に距離を超えることが出来る。みんなの規模が大きく広がったのは間違いない。

イベントやネタプリを楽しむJS、JC、JK、JDの子達を見てそんなことを思ったのでした。


ELIE

読んで下さりありがとうございます◡̈⋆* スキ♡を押していただけると励みになります。 note会員でなくても押せます。