2024/09/09

本当に太った。困る。

「Love yourself」みたいな、ここ数年の間に掲げられているような価値観になんとなくチューニングしてきた結果、私は私のありのままの顔や身体がそれなりに好きで魅力的だと感じてはいるが、とはいえその一方で、確実に肥えてきているのが自分でも分かる。これは困った。

私は小学生の頃から食生活が終わっていて、東京に引っ越してきた9歳の頃から、働き詰めの母親によって乱雑に置かれた机の上の千円札で己の食事を自己判断で賄っていた。私にとっての"食事"とは、「なるべく自分の好みのもので腹を満たす」なので、食事を自分の好みじゃないものに変えることも、腹を満たさないようにすることも、難しいのだ。困った。

「ジムとかに行って運動、したいな〜」という思いだけはある。それと同じくらい、「仕事がどうにか落ち着いてくれればいいな〜」とも思っている。

自他ともに認める頑張り屋さんの私は、何をするにもついつい頑張り過ぎてしまうため、今は何にも新しい事には手を出さず己を大切にして休むべきのような気もするし、その嫌な予感を無視して、勝手にジムにでも契約して体を動かせばいいような気もする。
自分のことを自分で判断したり、自分の生活を自分で管理したりするのが難しいのだ。

↓以下、日記より↓

最近、結婚したすぎてヤバい。その感情が、一種の精神的自傷行為だとは分かっているのだが。自分を傷つけようとする事で自分を保とうとしている。自分を大事にしたまま生活をすることに耐えられなくなっている。

アジナイトの日記より

結婚したところで何が変わると思っているのだろう。恐らく、私の管理を誰かほかの者に任せてしまいたいという、放棄と怠惰の感情によるものだと思う。

だけど怠惰というのは恐ろしいもので、悪魔の誘惑に等しい。底が無く、落ちようと思えばどこまでも落ちぶれてしまうことができる。自分を守ろう、大切にしようとするのを諦めれば、どこまでも自分を傷つけることができる。そういう病気だからだ。

だから、私はなけなしのギリギリの理性で、そういった甘えを誰にもしないようにしている。そんな怠惰で誰かと一緒になったところで、幸運な結末が待っているとは思えないからだ。

私は幸せになりたい。もう惨めな思いをしたくない。可哀想な目に遭いたくない。

誰かと一緒になったり、幸せになったりしようとする前に、まずは自分で自分のことを幸せにする方法や、そういう生活を整えなければならない。それが一番難しいんだけど。

私は毎日こんなにも人に囲まれているのに、ずっと孤独なような気がする。

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