美容院のシャンプーでドキドキする

おひさしぶりです。最近投稿するたびに「おひさしぶりです」と言っている気がする。

仕事でいっぱいいっぱいになると急にノートを更新する気が失せてしまう。ライター向いていないのか…

今回は美容院でシャンプーする際にドキドキしてしまう、という話だ。

タイトルだけ見ると「若い女の美容師さんにシャンプーされるのがドキドキする童貞」と取られかねないのだが、今回はそういう話ではない。

正確にいえば、シャンプーをされる人が若い女の子であろうが、おじさん美容師であろうが、ドキドキするものはドキドキする。なぜか。

非常にコアなドキドキの仕方だと思うのだが、それは「タオルで耳を拭かれる時」に生じる。

たしかに耳に水がかかることはある。そのため美容師さんたちは、まるで約束されているかのように、耳の中に指を突っ込んでまでして拭いてくる。

それなりに自分の中で耳の掃除は毎日入念に行なっているつもりだ。

しかし、(も、もしあのタオルの先が黄ばんでいたらどうしよう…)と不安に駆られてしまう。
なんて気持ちの悪いドキドキの仕方だ。

もちろん、美容師さんたちはそこまで気にしていないかもしれない。

しかし、この例に限らず、他人の目を気にした気持ちの悪いドキドキの仕方を人間はたくさん経験しているのではないだろうか。

もしかしたら「自分だったら汚いと思ってしまう」というただの投影なのかもしれない。

だから、今日も僕は美容院に行く前には耳の掃除を入念に行い、「ツ、ツーブロックにしてください」という練習を行ってから、戦場に向かうのだ。


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