妊活記録#59 術後のこと


#54からの続いています。
今回でひと段落させます。

たくさん吐き出させてもらってありがとうございました。

一部暗い内容がありますので、今は読みたくない方はおすすめしません。








旦那の待つ車に戻ると、アクエリアスとおにぎり2つを買って待ってくれていた。
久しぶりの水分が体に染み渡る。

帰ってきてからおにぎりを食べた。
鮭のおにぎりってこんなに美味しかったっけ?と思うくらい美味しかった。
立て続けに海老マヨおにぎりも食べた。

忘れないうちにと今日の出来事を話したけど
まだ麻酔が少し効いていたのか、気づいたら寝ていた。


1度仕事に戻った旦那が買ってきたのはコンビニ弁当にマックのポテトとナゲット。
ちなみにポテトを食べたいと言ったのは私。
美味しかった!
そういえば申し訳程度にあったつわりは全くなくなっていた。


今日は早く休もうと言われて旦那と一緒にベッドへ行った。

短い間だったけど今日は赤ちゃんの誕生日。
来年からはケーキを買って毎年お祝いしようと2人で決めた。

旦那は仕事の合間に送り迎えをしてくれていたので疲れてすぐに寝た。

私は…全然寝られない。
帰ってきてから寝過ぎた?
3度の飯より睡眠が好きな私が寝ようとすればするほど寝られない。
異常事態だと思った。

色々試した。
外を眺めてみたり、ソファで寝てみたり、床で寝てみたり。
何をしても寝られないのでこのまま朝になってもいいやと思って床に転がってたら
トイレで起きた旦那に発見されて心配されたのでやっぱりベッドに行く事にした。

3時間ぐらいは寝られたと思うけど全然疲れは取れなかった。




翌朝、また実家に行くことにした。
今は上の階の赤ちゃんの姿を見たくないし、近所の保育園の子供の声も聞きたくない。

母とは色々話した。
子どもを持つことは諦めたくないけどまたダメだったらどうしよう…と相談すると、

「ダメかもしれないと思いながらやる治療だったら意味がないんじゃない?」
「今度こそ大丈夫!って思わないと。また赤ちゃん来てくれるまで頑張る覚悟がないならやめた方がいい」
「手助けが必要ならいつでも頼ってくれていいから」

厳しい言葉の中にも愛を感じた。


今回のことで2人の子どもが欲しいという気持ちはより強くなった。
自分の家族のように温かい家族を作り、そこに子どもがやってきてくれたらもっと嬉しいし大切に育ててあげたい。
だから3回目の移植からは「きっと大丈夫!」を合言葉にまた頑張ることにした。

頭の中の整理はこの時にできた気がする。




複雑だったのは心の整理。

でも赤ちゃんへ手紙を書いたことで本当の意味で区切りがついた気がする。

体外受精をするようになってから治療内容や先生から言われたことを書いているノートに初めて治療以外のことを書いた。
ここに書くことでいつでも目に止まるし、原点に戻れる気がした。



悲しかったけどそれ以上の楽しい思い出への感謝。
絶対に忘れない。でも2人の赤ちゃんを諦めたくないから前へ進むこと。
パパとママはいつでもあなたのことを待っていること。


治療を続ける覚悟は決まった。
以前よりも夫婦ともにもっと強い気持ちで頑張れると思う。
でも気持ちが揺らいでしまった時にこの手紙を読んで自分を奮い立たせたいと思います。





術後の経過


出血は全然なくて逆に心配になるくらい。
手術の翌日にはほぼ止まりました。
今もダラダラ茶おりはありますが、おりものシートで足りるくらいの少量。


術後2日くらい不眠症になったが看護師の妹に睡眠導入剤をもらい解消。
逆に今は過眠症なくらい寝てしまうのが悩み。。
昔からストレスを感じると寝すぎなくらい寝てしまうのですが、身体的ダメージより精神的ダメージの方が大きかったようです。


あとはnote以外のSNSが見れなくなった。
大好きだったYouTubeも今は全然見たくないし、Instagramはアンインストールした。
今の居場所はここだけでいいと思っている。



術後の経過とは関係ないけど、いつの間にか妊娠関連の本や母子手帳がなくなっていたことに気づいた。
多分私が見たら落ち込んで泣いてしまうと思ったから隠してくれたんだと思う。
旦那の優しさがまた胸に沁みた。
大好きな気持ちがどんどん大きくなるから毎晩伝えずにはいられない。


空から見てくれている天使に仲良し夫婦であることをどんどんアピールしておこう!
ゆっくりでもいい。
その時が来たらいつでも待ってるから!
そんな気持ちです。



次の診察は1週間後。
長い。これからのことについて早く相談したい!

そんなことを思っています。




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