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妊活記録#44 判定日


フライング検査


判定日の前日。
ついにフライング検査を決行。
次にトイレに行きたくなるタイミングでやろう!
そう決めていたけれど、そう思えば思うほどトイレに行きたくなる感覚が麻痺してくる。

買い物から帰ってきた時、膀胱は破裂寸前。
よし今だ!!いざ検査薬を持ってトイレへ向かう。


結果は1本線が見えるだけだった。

なんだかんだ言いながら私は2本線を見るつもりでしかいなかった。
だからあれ?おかしいな?って一瞬思った。
だけどBT15でこの結果は間違いなく陰性だろうとすぐに理解した。


ふー。そういうことか。
悲しいけど今じゃなかったんだね。
できることはやったんだから後悔はない。
1回でうまく行くわけないよ。


とりあえず、自分を慰めてみた。


んーそれより次どうしよう?


ダメだったことに落ち込むより、次を向いて強がってみる。


それでも色々考えてしまうことが嫌でポテサラだけ作って昼寝した。


旦那が帰ってくる頃に起きて晩御飯の準備をする。
意外と平静を保っていられる自分にも驚く。

が、
旦那は帰ってくるなり「どうだった?!」と満面の笑みで聞いてくる。
その笑顔に申し訳なさを感じながら私は首を横に振って「うっすらとも線出なかったさ〜」と無理やり笑ってみせた。

すると明らかに落ち込む旦那。。
思わず「私より落ち込むのやめてよ〜!」と言ってしまった。
私だって強がってそう言っただけだもん。


でも寝る前にぎゅって抱きしめてもらったときにやっと素直になれた。
泣いている時、なんで涙が出るのか考えた。

そうしたら悲しいと同じくらい不安なんだってことが分かった。


悲しいよ。
貼り薬だって膣剤だって毎日頑張って、子宮の中に胚盤胞を戻したのに妊娠できなかった。
そして、本当に私は妊娠できる身体なのかと大きな不安に襲われていた。
だから涙が出るんだ。

頭ではわかっている。
今回だって30%くらいの確率だって言われていた。
着床しない原因のほとんどはたまごの事情だとも言われていたし、知識として知っている。

でも泣きたいだけ泣いたら、明日は泣かずに前を向こうと決めてこの日は泣きながら寝た。


判定日の診察


その甲斐あってフライング翌日はスッキリ起きることができました。
病院でも妊娠反応はでませんでしたと告げられましたが、泣かずに次の話をちゃんと聞けました。
(私の通う病院では採血での妊娠判定はしません)

さて、次からは保険適用での移植となりますと。
私の年齢では移植は6回まで。
対して採卵は無制限にできると。
そして今の段階で私は凍結胚盤胞は5個あるもののどれもグレードとしては良くはありません。
なのであまり良くないグレードの胚盤胞を1個ずつ戻していくと保険適用での移植チャンスを減らしてしまうかもしれないと言われました。

ここから先は培養士さんとも相談しますが
1度失敗しているのでそこそこのグレードのものとあまり良くないものを2つ移植もアリかなと
病院側として現段階ではそう考えていますとのお話しでした。


うん。私もそう思う。
この辺りの判断は病院に任せて従おうと思います。



次に向けて

次の移植に向けて。
判定日からピルと点鼻薬を開始して、生理がきたら再スタートです。
うまく行けば6月上旬に2回目の移植ができそうです。

1度ホルモン補充周期を経験したので次はいろんな症状に惑わされることはないと思います。
というかホルモンによる身体の変化こわすぎ!

そして判定日を気にせず過ごすのは後半になればなるほど無理でした!
ストレスのせいで何度お腹を壊したことか…
なので今回はできる限り仕事をしようと思います。
幸い6月は仕事の依頼がたくさんあるので頑張って稼ぎます。
働いて気を紛らわす作戦!


判定日翌日の今日は母の日。
私はまた母にはなれなかった。
いや、まだかな?
いつも支えてくれる自分の母に感謝を伝えて
私もいつか母みたいなお母さんになれる日を夢見て、次に進みます。




いつもいいねやコメント、本当にありがとうございます。
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それが励みになっています。
これからも頑張りすぎずに頑張るので見守っていただけると嬉しいです。

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