クリエイティブリーダシップ特論Ⅰ 第9回 7月13日_佐伯潤さん_リポート

 今回のクリエイティブリーダーシップ特論のゲストはデザイナーや研究員ではなく、防災訓練の専門家佐伯潤さんです。「昔何回も防災訓練のコースを受けたことがあるけど、特論でまだするの。」という疑問を考えながら、今回の授業を受けました。意外に面白かったと思います。

 防災訓練自身に考えると、学生側にとって共同の経験だと感じます。佐伯潤さんの情報量満々のレクチャーを聞きながら、いつの間にかチャットで留学生たちはみんな話がもりあがています。自分の頭の中にすぐ浮かぶことは去年のこの時期のスーパー台風でした。あの時も言語学校の先生の指示を従って、懐中電灯や缶詰めなどういろんな防災グッズを揃えましたが、結局最後最後一つも使えずそのまま残ったけど、事前用意した方が安心感が持ちます。今回コロナの乱のように、もし災害が起こった後から必要品を整えたいなら、事前よりずっと難しいと感じます。

 防災訓練の特論を聞いて、印象に残ったのはやはりあの名問題「君に対する大事な二人が倒れた時、一人した助けられない場合、誰を助ける?」にたいして、佐伯さんからの回答だと思います。もし心理学の立場というと「沈黙」は正しい答えになるかもしれませんが、現実の場合は逆になります。誰でもいい、とにかく助けよう。迷うことだけは不正解ということになります。確かに、今まで参加した防災口座と違って独特な価値が含まれていると感じます。大変勉強になりました。

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