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2月26日

午前、いつも通り、掃除、洗濯。自分の部屋も掃除機をかけた。古い建物だからか、埃が溜まりやすい。これからも定期的な掃除機がけはした方がいいな。
いつものうどん屋さんで、カレーうどん大盛り+おにぎりをいただく。550円。かなりお腹が満たされたところで池田動物園に向かう。
宿から徒歩20分。思ったよりお客さんが来ていた。この動物園自体はそんなにも大きい訳ではなく、個人的にはちょうど良い広さだった。愛知県の東山動物園は、広すぎて全部見て回る頃には疲れきってしまう。さらにここは、小さいからか、動物との距離も近いように感じた。動物の種類は確かに少なく、寂しい気もしたが、なぜか、近いように感じた。なんでだろう。
僕はこれまでも何度か動物園に行っている。しかし、一人で行ったのは今回が初めてだった。じっくりと、3時間ほどかけて、ゆっくりと見て回った。動物を様子を普段よりじっと見つめていた一方で、動物たちを見るお客さん達もじっくり見ていた。見ていたのだ。動物を見る子供、その様子を写真に収めようとする母親、動物を小馬鹿にする少年、レッサーパンダを見て可愛いと言う彼女を見る彼氏、、自然と覚えていた。動物と、それを見る人の関係性をまじまじと見ていた。だからこそ、いつもより、動物との距離感が近いように感じたのか?と、同時に僕自身物凄く楽しかった。楽しんでいた。楽しんでいると、同じく楽しんでい人が近くにいて、自然と会話になる。それらが、大きな要因なのかもな。
動物園に行くと、改めて、そのサイズに驚かされる。例えばハイエナ。テレビに映るハイエナは大体、ライオンがいたりする。または、団体で行動している。そのためか、私の中で、犬より少し大きいくらいのサイズだろうと認識していた。だけど今日見たハイエナは、それより、2回りくらい大きなサイズをしていた。他にはシマウマ。シマウマのお尻を見て、隣のおばちゃんが、大きな尻ね〜と漏らすほど、シマウマは大きい。普段テレビでしか見ない、そういった動物を間近で見れることは、大きな学びになる気がする。特に子供にとって。いかにして、テレビに映るものが、実際のものと異なるか。自分の中に偏ったイメージが形成されているかを再確認することができる。そして何より、僕らは人間だと実感する。人間だからこそ、檻の外にいる。。
と思ったら、人間の檻がこの動物園にはあった。
池田動物園頑張ってほしい。少しでも長く続きますように。


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