4月28日

朝5時起床。深夜、Googleマップのストリートビューで町内を探索していた。最近のマイブームだ。前回はアフリカの海沿いをひたすら巡った。矢印を押して進む仕様になっていて大体3メートル間隔で進む。ストリートビューの面白い所は、一つズレただけで、前の写真の時代と異なったりすることだ。今見ている光景(写真)が撮影された時期が掲載されているのだが、1年前→1年前→10年前→7年前という様なことが起きる。写真は更新されるものなので、新しい写真が表示されるのだが、一部のスポットだけ10年前の写真が使われている、という空間の歪みズレの様なものを見つける摩訶不思議体験ができるのが僕は楽しい。偶然的で、ノスタルジック。本当かどうか知らないが、「ノスタルジー」はスイスの医者ヨハネス・ホーファーがギリシャ語の“nostos”(故郷に帰ること)と“algos”(痛み)をつなげて作った造語で、抑うつ状態、食欲不振さえ招いた病気の一つとして名前をつけたらしい。
僕は病的な世界を楽しんでいるのかもしれない。ただの現実逃避のところを、突き抜けて妄想でもって遊ぶ。僕は、絵本の世界と同様の、それ以上のファンタジーアドベンチャーの世界観の中で、ゲームよりも身近で、ゲームなんてやっている場合じゃなくて。Googleマップは、現実を見ているようで、現実ではない。近くて遠い。だからこそ楽しい。
人間は穴が好きな動物だ。人類に近いチンパンジーは木に棒や指を突っ込み、ほじくり、木の中にいる虫を取り、食べる。寝るために、身を守るために、岩場の穴の中に入る。種の繁栄のために、穴に突っ込む。穴を求めるのは、生きるため。小さな子供が隙間に入りたがる。もしかすると、それは生きるための穴を求めるための本能的練習なのかもしれない。
起床してすぐに、日記を書く。2時間くらいかけて書いた後、絵を一枚描いた。朝日と火事の絵。無意識的に描いたもの。大丈夫か、自分。
コーヒー飲んだり、何やらしていたら、友人から電話がきた。そこで時間が昼過ぎだと気がつく。外に出ようと言ってくれたので、外出。名古屋へ。
昼から夜21時まで1900歩。
意味不明な話をぶつけまくる。家に帰りシャワーを浴びすぐに寝た。

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