全体像と歴史を知っておくことが大切

今回この本を読みました。

物事を知る上で、全体像や歴史を把握しておくことは大事だと思っていて、上記の3冊を読めばマーケティングの全体像と歴史はざっくり把握できるんじゃないんでしょうか。

マーケティングと言っても、「3C分析」「マーケティング・ミックス(4P)」「STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)」などいろいろな言葉があり、単語・意味は理解しているもののどうやって活用するべきかわからない。。なんてこともあったり。

なので、マーケティングにしてもなぜやるのか?(目的)、重視するようになった背景は?(歴史)などを学び、全体像の把握や目的を理解することが重要です。

で、マーケティングとは何なのかと言えば上記の3冊でも言っていますが「買ってもらえるための仕組みづくり」である。

目的は、お客さんが商品やサービスに対して、その対価を支払ってもよいと感じてもらう価値を提供して、利用してもらったお客さんに満足してもらい、企業の利益を最大化していくことにあるからです。

昔は、作った商品をただお知らせすれば売れる時代だったのが、競合企業が出てきたり、商品が人々に行き渡り飽和状態になったりして、徐々に売れにくくなり、お知らせすることから誰に届けるのか絞ってコミュニケーションをするといった感じに流れが変わってきました。

そこらへんのことについては、「マーケティング教室」に下記のような流れが事例とともに書いてあるので勉強になります。

マーケティング1.0(知らせる)
マーケティング2.0(知らせる+ニーズを聞く)
マーケティング3.0(知らせる+ニーズを聞く+共に考える、共感する)
という流れで全体像を紹介しています。

歴史的変遷を受けて、商品やサービスを買ってもらえる仕組みをきちんと作ることが重要になり、その役割を担うのがマーケティングです。

マーケティングの戦略を作るプロセスは「MBAマーケティング」に下記のような流れで企業事例とともに書いてあります。

1. 環境分析
2. マーケティング課題の特定
3. セグメンテーション、ターゲティング
4. ポジショニング
5. マーケティング・ミックス(4P)=プロダクト、プライス、プレース、プロモーション
6. 実行計画の策定

ざっくりこんな流れでやっていくことが学べるので、改めて読んでよかったです。



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