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絶頂期


ホテルの廊下の一件後、私の中で何かが目覚めてしまいました。

急速に、ノーマルへの興味を失っていきました。反面SMへの、マゾとしての興味が高まり、そして、その欲求はエスカレートしていくことにならました。

今振り返ればになりますが、この頃が、自分のマゾとしての絶頂期だったのではないかと思います。

何をやっても、ちょっとした刺激でも、恐ろしく感じてしまいました。

その時期、初めて行ったSMクラブへ行った際のお話しをします。

その日も、プレイルームへ入ると、ママさんが、プレイ前の対応をしてくれました。私は、大好きだったママさんとのプレイを希望しましたが、新しい女の子が入ったら、その娘とお願いねと言われ、私には、断る勇気はありませんで、シャワーを浴び全裸で女王様を待っていました。

プレイルームの扉が開き、入ってきた女性を見て驚きました。

少し前に、SM雑誌のを見ていた時、女装SMクラブの広告が、4ページぶち抜きで掲載され、それは当時大変珍しいことでした、そこに載っていた女性に釘付けなりました。 

なんて、可愛らしい方だろう、お人形さんのようだと思いました。こんな可愛らしい方が、SMをするなどとは、信じられ増せんでした。でも、当時は、本当にそんな感じの世の中でした。

しかし、本当に信じられないことに、この日全裸の私の前現れた女性は、彼女でした。 

彼女は、殆ど会話とかはせず、てきぱきとプレイをします。そして、可愛らしい顔からは、想像できないようなえげつないことを楽しそうになさいました。

無表情でプレイを進ますが、私が悲鳴をあげたりすると、本当に楽しそうなお顔をなされれました。

今でも印象に残るプレイの話しをします。

私は、後手に縛られ設置してある十字架のを背にたたされます。胸に十字に縄を掛けられ十字架にキツく括られます。足を少し広げるよう命令をされ、足を後ろに引かれ、十字架の後ろに足のみを縛られます。

後手に縛られて十字架を背にしてますから、前のめりになり、胸の縄で体重を支えます。結構キツイです。足は足首のみを縛られてますから、膝を曲げることは、可能ですが、膝を曲げると、爪先でも多少は体重を支えてましたが、それが無くなり、胸だけで体重を支えることになり、より厳しい体勢になります。

そんな厳しい体勢の私に、彼女は、大きくなったペニスを小さくしろと命令されます。

私に、数式などを思い出し、何とか命令を実行します。

すると彼女は、手際よくペニス責め具を装着します。

それは、小さな皮の筒で、半分は、紐が編み上げ状に付いていて、締め上げることが可能になっていました。恐ろしいことに、その中には、活け花に使う剣山が装着されています。

これ見よがしに、剣山を私に示し、小さくなったペニスに装着し、紐をします。

それだけでも、鈍い痛みを感じられます。

彼女は、楽しそうに私に、胸を押し付けます。当然私は、直ぐに反応しまい、その結果下半身に激痛が走ります。そして、天使のように微笑みながら、きつく私のペニスを握り締めます。

プレイルームに私の悲鳴が響きます。でも、悲鳴も私を高める小道具の1つになっていたように思います。私は、堪らず膝を曲げてしまいます。そうすれば、より厳しい体勢になるのですが、痛みを分散しないと耐えられないからか、可動出来る部位が、膝だけで、動かさないといれないからかは自分でも分かりませんが、兎に角曲げずにはいられませんでした。

そんな状況で、電マを使われ、あっという間に、果ててしまいます。

縄を解かれると、私は、床に倒れこみます。いつも、彼女は、勝ち誇ったように私の頭を踏みつけてました。

床の私は、コンドームの中は、精液で一杯。そして、なにやら、雲の上をさ迷うがごとくフワフワとした感覚を味わっていました。

それは、他では経験出来ないような感覚で、彼女と時間に何度か体験しました。

私は、この感覚が忘れられず、何度か彼女のもとを訪れました。 

彼女とは、5回位プレイしたと思いますが、この世界ではよくある話しですが、突然お店を辞められ、それっきりでした。

今でも思い出しますが、彼女とプレイしていた頃は、本当にマゾとしての絶頂期で、何をされても、凄く感じました。触れられるだけで、逝ってしまうようでしたが、そんな感覚が続いたのは、一年位だったかもしれません。

それでも、私のマゾとしての欲求は底無しといった感じで、新たな道を歩むことになひます。


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