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現実的美観維持ではコンディションを3要素4分類で判断する

僕はクルマのコンディションについて、
「汚れ」「染み」「キズ」と3つの要素で考えています。

一般的な認識として使う言葉こそ同じでも、僕は少し違う認識をしており、より細分化して判断します。

一番分かりやすいのは

「汚れ」なのか
「染み」または「キズ」なのか

と大きく2つに区別することです。

これは洗車してみて
「取れるか」「取れないのか」をまずはざっくり判断します。

◉取れる場合・・・素材の上に汚れが乗っていただけ
◉取れない場合・・・素材が物理的損傷(劣化)している

つまり、

◉取れるからこそ「汚れ」
◉取れないから「染み」または「キズ」

施工してみての仕上がり(結果論)で判断しているということです。

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一般的な認識としての「汚れ」「染み」「キズ」についてでご紹介しましたこのボンネット、汚れているのか染みなのかは洗車するまでは判断し切れませんが、水洗いしたところ簡単に取れたので「汚れ」と判断するということです。

これならシンプルで分かりやすいので、誰にでも判断できます。

それを踏まえて、一般的な認識で言うところの「汚れ」「染み」「キズ」を現実的美観維持に当てはめて4つに分類したものを表にしました。

汚れ染みキズ

一般的な認識を元にした分類なので、ダブっている解説を集約すると、、、

①取れれば汚れ
②取れなければ染み
③隠れれば浅いキズ
④隠れなければ深いキズ

と、4つに分類することが出来ます。
これは理屈の上だけでなく、僕自身が実際に洗車していく上でもこのような判断をしています。

◎取れれば汚れですから、早めに手が打てて良かったですね。
◉取れなければ染み、隠れなければ深いキズです。
 洗車では対応不可です。
 それ以上の仕上がりを求めるなら、研磨または部品交換をご検討下さい。

となります。

ご覧いただきありがとうございました。サポートしてくれた方のメッセージ読ませてもらっています。洗車のプロである僕が「何を見ていて」「それをどう判断し」「行動に移すのか」、YOUTUBE動画では解説し切れない頭の中のことをアウトプットすることで皆さんの参考になればウレシイです。