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〈新規ARMY学習用〉YouTubeプレイリスト「YetToCome」Comeback Stages|-BTS新規ARMY活動記

2022年6月|YouTubeプレイリスト

Comeback Stages| BTS 2022「YetToCome」

BTSが、アルバム「PROOF」のタイトル曲「Yet to Come」によるカムバックのために用意した3ステージ。
そのステージの公式動画をまとめました。

本編よりリッチな“チッケム”コンテンツ

ステージの公式動画(韓国放送局のYouTubeチャンネル)には、番組本編部分に加え “チッケム”と呼ばれる動画も数多くアップロードされています。

番組として放送(配信)されたメインカメラ(および編集)によるパフォーマンスのほか、チッケム(ファンカム)=メンバーひとりひとりを追ったカメラによる映像が公式によって投稿されるのは、韓国の放送局(K-POP)独特の慣習=ファンサービスですね。
最初から「番組本編」だけでなく、YouTubeで配信するのを目的としたコンテンツ作りをしているわけで、ネット優位の韓国らしい特長の一つかと思います(じゃあなんで日本では出来ないのかというと…これ面倒な話やで!)

“チッケム” 映像は、グループパフォーマンスの中でも推しだけを集中して見たい、細かい表情やしぐさまで見逃したくない、というファン心理=感情をぐっと鷲掴みにします。
公式によって出される “推しの細かすぎる魅力” の共有はファンの間で語られ(いじられ)、拡散され、二次創作も容易にし、さらに魅力が深堀される…。この“推しの細かすぎる魅力” が時に、独占欲をかきたて、ファンの間の競争を生み、あらぬ詮索や疑念の種を植え付け、攪乱に陥れる…。この"感情をかき乱された"状態こそが「沼落ち」なのでしょう(一種の集団パニックかも)。

出発点が「公式」。
表層的な共有にとどまらない、ファン総出での掘削作業。
自ら沼を深く掘り、自らハマり、自ら感情と時間を溶かす…。

いや、ホント恐ろしい世界やで。

"チッケム is 罪"

選ばれしARMYのこじれる愛

カムバックステージのサノク=事前収録に参加できるファンはファンクラブを通じて抽選で選ばれ、当日は座席の抽選や収録の都合なども含め相当長い時間待たされることになるようです。
そのためにか、アイドルの方から収録に参加するファンへソンムル=プレゼントが用意されることがあるのだとか!
ファンがアイドルにプレゼントを送るのではなく、逆にアイドルからファンにプレゼントが配られるのですか…これもK-POP独特の慣習=ファンサービスですよね(アイドルとファンとの関係を沼化させる(ある種の相互依存に陥る)要素の一つかと…。

〈報酬原理-相互依存サイクル〉
 -ファンクラブに加入する(年間費を払う)
 ‐徳を積む(日常の善行により運気を上げる)
 -倍率の高い抽選を勝ち抜く(少数に選ばれる)
 -長時間拘束に耐える(“推し”の都合に合わせる)
 -“推し”から特別なソンムルがもらえる
 -自慢できる(“推し”にとって特別な存在と自覚できる)
 -さらに“推す”(依存度を高める)
 -“推し”が愛を歌う(お互いの奇跡とか愛とか絆とか)

いや、ホント恐ろしい世界やで。

"サノク is 罪 too"

終わってみれば、世界中のARMYへのプレゼント

韓国の放送局による音楽番組内で“カムバックステージ”として用意された「Yet To Come」と「For Youth」が、BTS 7人でのパフォーマンスの一区切りとなっちゃいましたね…。

3つそれぞれ、BTSのためだけに用意され演出も凝っていますが、なにより韓国でお客さん(ARMY)を招待して行われるライブとして貴重な機会となっていましたね。
なにせ、韓国で客席にARMYがいて、彼らにとっては “声が聴ける”ライブは2年以上実現できていなかったわけですから。

この3つのカムバックステージによって「Yet to Come」だけでなく「For Youth」も併せてARMYの前で披露されることになりました。
彼らは3つのステージ×各2曲の違った衣装でパフォーマンスし、その都度違った魅力を振りまいてくれました。
ステージの上からARMYとコンタクトをとる姿、なにより7人でARMYへのメッセージを詰め込んだ楽曲「Yet to Come」と「For Youth」を歌う姿。
もう目に焼きづけるしかありません。

3つのステージの収録の最後が6/13(月)、彼らのデビュー9周年のまさにその日でした。
そしてその翌日の6/14(火)にYouTubeで配信された「真の防弾会食」でリーダーRMの口から「しばらく7人で集まる機会はないと思う」と聞かされましたね。
結果、カムバックステージはBTS 7人からARMYに贈られたFESTA(9周年イベント)の最大のコンテンツでもあったのだなあ、と気づかされたのでした…。

Play List |YouTube

3つの音楽番組でのBTS登場部分は、それぞれ事前収録がされており、収録された順番は「Music Bank」「人気歌謡」「M COUNTDOWN」。
よって、カムバックステージの最終は「M COUNTDOWN」だったことになります。

1)Mnet 「M COUNTDOWN」:6/16(木)   
 ※収録:6/13(月)※収録ラスト

2)KBS「Music Bank」:6/17(金)  
 ※収録:6/10(金)

3)SBS 「人気歌謡」:6/19(日)  
 ※収録:6/12(日)

★Key Word(BTS用語)

カムバック|カムバ(Comeback)

アルバムの制作期間などにより、メディア露出を減らしていた時期を終えて、新作アルバムのプロモーションなどで、再度精力的な活動をスタートすること。メディアへのカムバック。カムバックステージ。
韓国の音楽ビジネスの慣習。

韓国では、アルバムをリリースすると、「ショーケース」と呼ばれる新曲発表コンサートを皮切りに数々の音楽番組に一斉に出演し、それを終えると次のアルバムの制作に入る、というルーチンなのだそうですね。

また、プロモーションでメディア露出を増やす時期を「カムバ期間」や「活動期間」といい、次のアルバム制作やリリースの準備を行う時期を「準備期間」、メディア露出が減る時期を「活動休止期間」と明確に区別する。

タイトル曲

アルバムの中心となる1曲。リード曲と言われることもある。
アルバムのタイトルというわけではないところが紛らわしい。

「MAP OF THE SOUL: PERSONA」では「Boy With Luv (Feat. Halsey) 」、「MAP OF THE SOUL: 7」では「ON」など。

日本に当てはめるとアルバムからの「シングルカットされた曲」みたいな感じなのかな(違うか)。

チッケム|직캠

「チッケム」の「チッ」の部分は「直」、「ケム」は「カム」でカメラのこと。
総じて、ファンが直接撮影した写真や動画、または「ファンカメラ(Fan Camera)」「ファンカム」と呼ばれるファン視点で切り取った画像や動画のこと。

公式のパフォーマンス映像でも、「チッケム」として編集されメンバーそれぞれにフォーカスしたバージョンが公開されるなどする。

サノク|사녹

番組の「事前収録」のこと。K-POP用語。
元々は「サジョンノカ|사전녹화 (事前収録)」。
「サジョンノカ」を略して「サノク」と言うらしい。

ソンムル|선물

韓国語で「贈り物」「お土産」。
K-POP界隈では、イベントやコンサートなどでファン同士が集まる機会に「ソンムル交換」をすることがあるそうな。
ちょっとしたお菓子や“推し”のグッズなどを交換してコミュニケーションを図る…なるほど、ですね。

M COUNTDOWN|Mカ(エムカ)

韓国のケーブルテレビチャンネル「Mnet」による、カウントダウン方式の公開音楽番組。
日本からは、スカパー! 、JCOM、ひかりTV、CATVを経由(加入)して視聴できる。

「Mnet」は、アワードの「MAMA|Mnet Asian Music Awards」(韓国最大の音楽授賞式)を開催している。
また、KCON(韓流フェスティバル)も「Mnet」の開催。
※主催は「Mnet」の運営会社「CJ ENM」。

Music Bank|ミューバン

韓国の放送局「KBS 2TV」による音楽番組。韓国国内だけでなく、KBSワールドを通じて世界73カ国で放送されている。
日本からは、スカパー! 、JCOM、ひかりTV、CATVを経由(加入)して視聴できる。また、Amazon Prime Video、Huluでチャンネル展開されている。

「KBS」は韓国放送公社(地上波)であり、公共放送局。

人気歌謡|インガ

韓国の放送局「SBS」の音楽番組「SBS人気歌謡(インキガヨ)」。
視聴者の投票でランキングが決まる人気歌謡チャートを発表している。
日本からは、「M-ON!」チャンネルによりスカパー! 、JCOM、ひかりTV、CATVを経由(加入)して視聴できるほか、BS放送「WOWOW」でも配信と放送がある。

「SBS」は、もともとは「ソウル放送」。
日本テレビと提携関係にある。

新規ARMYのみなさんへ

Chapter2は最初から推せる(Chapter1は途中参加だったけどね)。

“新規ARMY”のみなさん、“Dynamite勢”の方々。
ご一緒に、この彼らの9年間をさかのぼる楽しみを一緒にしませんか?

もしよろしければ、Twitterコミュニティ開いています。

オトナARMY💜BTS7人の魅力と彼らと共にいる日々の共有

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