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CubaseにてカシオデジタルホーンDH500から出てくるアフタータッチをCC#2に変換して見事にEWI音源を鳴らす方法
自分のためのメモです。
カシオデジタルホーンDH500はですね、なんせ古い機種なので出力するMIDIメッセージが自由なのです。
具体的には、吹いた強さがMIDI CC#2のブレスコントローラーじゃなくてアフタータッチとして出力されている。
今やアフタータッチのデータなんぞフィルターかけて削除しちゃうものとして扱われているわけで、これじゃ世界のラッパ音源をコントロールするにはちと苦しい。吹いた強さはMIDI CC#2のブレスコントロールで出してほしい(CC#11でもいいけど)。DH500を改造するわけにはいかないので、ここはCubaseさんのインプットトランスフォーマーというカッコいい名前の機能で「アフタータッチをコントロールチェンジ2番に変換」してやればいいんでないかと思いついたのです。
ですが、ワケのわからなさで有名なCubaseのロジカルエディター。
こんなもん、普通にハマります。
![](https://assets.st-note.com/img/1668091588976-qRzi4OaXZE.jpg?width=1200)
結論は、インプットトランスフォーマーを上記の写真のように設定すればいいわけです。で、考え方としては、アフタータッチの値1を値2にコピーしておいてからコントロールチェンジの2番に変換すると、値2には既にコピーしてあったアフタータッチの値が入っているという考え方です。
ややこしいですが、これで動いてます。
あとはVienna Instrumentsなどの音源側で、CC#2でベロシティークロスフェードかエクスプレッションをコントロールするように設定すりゃオッケー。エクスプレッションでいいなら、CC#2じゃなくてCC#11に変換する方がいいと思う。
以上です。カシオデジタルホーンなんて現役で使ってる人なんかいないだろうけど、もしオレ以外にこれで困ってる人がいるなら是非参考にしてみてください。
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![斉藤康仁(Yasuhito Saito)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82828739/profile_9eda51a09142076e15bd1f6349efd45b.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)