水際対策中の日本へアメリカから帰国した記録

久しぶりの 10時間超フライト。
物々しく、仰々しいこのご時世。
家族や友人に会うために 
意を決しなければいけないとは…
一年前に移住したときの見積もりは
甘かった。


大げさな 「 水際対策 」は
さすが日本!とは言わざるを得ないほど
オーガナイズされていた。
必要以上にこわがり、
無意味に手間暇かけた検疫の手続き。

それぞれのプロセスを通過するために何人の人手が
必要だったことか。
人々の接触、接近を避けたいの?避けたくないの?

飛行機が着陸してから
強制隔離のホテルの部屋に入るまで
約5時間。
ある YouTube チャンネルを毎日チェックし、
予習していたのでそこまで苦にならなかったし、
5時間は、スムーズな方であったといえると思う。

14:50 羽田空港に着陸
降機するのにも時間がかかるという体験談も見かけたが、
ゲートについてから5分も経たずに降機開始。
小さな荷物用カートが必要でしたらどうぞ、と声をかけていただき
背負っていたバックパックと、手に持っていたコートが
このあとの工程で重くなるだろうと予想しカートを使うことにした。

15:10 書類チェック場所に到達
最初のチェックポイントから唾液検査のポイントまではスムーズだった。
唾液検査後、アプリをインストールしているかどうかチェックするセクション。
また少し移動して、今度はアプリの使い方説明を受けるセクションへ。
そのあとが少し並んだ。
列の先またまた書類チェックポイント。
何度も何度も同じ書類を異なる担当者がチェックする。
たまに、フライトチケットも確認されたりした。
おそらく、どこから来たのかってことと、
出発前の PCR検査のタイミングを確認していたんだろう。
そこが終わって、少し歩くと、強制隔離ホテルでのことについて簡単に質問されるポイントへたどりついた。
禁煙の部屋でいいか?ということを確認され、施設へ「 入所 」するときに必要な書類を記入するように、
と用紙を渡された。
そして、その先は検査結果待ちの人々が集まるエリアとなっていた。

16:20 検査結果待ちエリアに到着
たくさんの人が検査結果を待っていた。
飲み物とお菓子の自動販売機があり、ビスコが無料で配られていた。
トイレも行けた。
テンポよく次々と検体番号が呼ばれ、待っていた人たちが去っていく。
おおよそ 4~5人ほどまとめて呼ばれる。
その合間にひとりだけ呼ばれる人がたまにいる。
よく観察していたら、ひとりだけ呼ばれたときは、
その人は陽性だ。
陰性の人は、呼ばれたあとに10人前後のグループになり、
椅子に座らせられていたが、陽性の人たちは、待合スペースの中にある階段を上り、どこかに連れていかれていた。 
        
17:30 検査結果が出たと呼び出しされる 結果は陰性人数がまとまるまで、少しだけ待った。
前日に降った雪の影響で道路が渋滞しており施設への到着が遅れるかも、と案内される。
でももう、ひとまず陰性だったし、なんでもいい、と思った。
そのあとパスポートコントロールを通り、荷物をピックアップして、
バス乗り場までグループになって歩く。

18:40 バス乗車
10人グループで、中型バスに乗せられた。行き先はわからない。
でも、運転席のすぐ後ろに座った外国人の男性が、
目的地まで45分と書いてるよ!と声を上げた。
羽田空港から埼玉県や千葉県の施設へ送られるケースもあると聞いていたが、
どうやら東京都内のようだ。

18:50 バス出発
首都高の土地勘がないためどこに行くかわからなかったが、
もしかして品川プリンスホテルかな〜なんで思いながらの道中。

19:35 ホテル着
45分ピッタリで到着。
途中、上野駅前を通ったので、そこらへんだということだけわかっていたが、
どこにいるのかこの時点ではわからなかった。
チェックインするのにも感染対策でディスタンスを保つので
ひとりずつ呼ばれる。
ワタシは7番目だった。
自分の番になり、日暮里にいることがわかった。

20:04 入室



と、こんな感じ。
自分が忘れないために記録。
また追記していくことにしよう。