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ヨルムンガンドとスターリンク

こんばんは。
今日はロシアのウクライナ侵攻でスポットを浴びた、『スターリンク』について考えたいと思います。
ウクライナ国内でインフラが破壊された地域でも、そして軍用でも使用されている『スターリンク』とは?
そして、その『スターリンク』とアニメ『ヨルムンガンド』との酷似?してる内容について少し考察していこうと思います。


1. スターリンクとは?

これはもうご存じ”イーロンマスク”が創業したSpaceX という企業の人工衛星を使ったインターネットサービスです。
現在で宇宙空間に打ち上げられている衛星は2500機を超えてすらしく、昨年半ばで1600機くらいだったこと考えると、単純にすごい!
衛生から受信する電波は、専用のアンテナで受信するのだが、今までと大きく違うのは、今までは…静止衛星であったことですね。
・大きな衛星から広範囲に電波を飛ばすが、打ち上げコストが掛る
・地上での通信エリアが限定される
というのを、スターリンクは、
・軌道衛星である。よって地上ではどこでも受信可能。
・衛星の小型化(めっちゃ小さいらしい)
・多くの機数を飛ばすことで、よりどこでも通信可能にする。

スターリンクとはこういった事ですごく優れているらしいです。

2.ヨルムンガンド

さて、この『ヨルムンガンド』とは?
2006年に連載開始した漫画です。
端的に説明すると、戦争孤児が武器売買を商いとする”HCLI社”に帯同し、世界中を仕事しながら旅をする。という設定の漫画、アニメです。
毎回様々な問題に見舞われるが、HCLI社がカッコよく,そして圧倒的に強く商売をして行くガンアクション物です。
私、このアニメが大好きで、もう何回もループしてます(笑

3.ヨルムンガンドの先見の明


さて、ヨルムンガンドと、スターリンク 
何がどうなのよ?というお話です。
タイトルにもあるように”先見の明”としましたが、作中にあるのですが『武器商HCLI社』が、武器をさばいた利益でせっせと軌道衛星を打ち上げるのです。
そう、これがスターリンクそのもの。
現実とアニメの違いは何でしょう?
【アニメ】
・軌道衛星は160機
・目的は”空の通信網”をHCLI社が独占して、世界を強制的に平和にすること
(詳しくはマンガ、アニメをどうぞ)
・最後は量子コンピュータを宇宙に飛ばして、すべての情報を掌握する
・2006年 連載開始

【現実】
・スターリンクが2600機の軌道衛星(小型)
・通信のインフラ無くとも、アンテナあれば通信化(ウクライナのように)
・最初の打ち上げ 2018年 (製品開発は2014年)

細かいところは違えど、なんだか似てないですかね?
にしても、スターリンクよりも早く、マンガ(空想)ではあるが形にはなってたんですよね。
なんだかスゲーなーって。

果たして、夢物語を現実の形(物質)にしたイーロン・マスクがスゲーのか? はたまた、先見の明で夢物語を空想上の形(ストーリー)として書き上げた作者がスゲーのか?
まぁどちらもスゲーんだが、一つだけ残念なことがあります。
日本発のマンガであるのに、我が日本は実際の宇宙事業はからっきし・・・(´;ω;`)
なぜこうなったのかな?
頑張れニッポン!

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