急転直下

1ヶ月前を再起させるようなコミュニケーションがヘドロのようにドロドロ衝突しかおこらないずっと目まぐるしく気持ち悪さがずっとある
「閉じた世界は私がいないようでいい世界だよ、いろいろ自分に世界を吸い込ませることができるんだから。これもこれもこれもあなたの「すき」である世界になるんだよ」そうやって抱えるので精一杯な紙袋を持つ私。ここには私の世界がある。でも持とうとするのがむずかしい。重くて持ちきれなくて紙袋から大切な雑誌が落ちていく。ちょっと床に置いたら「何をしてるんだ」と怒られる始末。コミュニケーションが上手くいかないコミュニケーションが上手くいかないコミュニケーションが上手くいかない目まぐるしく嘔吐を抱え込む。

ああ、ちがうの。私が言いたいのはそうじゃないの。違う。お願い、言葉を聞いて。どうして。どうして伝わらないの。違うの。違う。お願い、言葉、言葉よ出て、

誤解したまま持ってかれた叱られる。伝えたい想いは増大するのに伝わらないが多くて、1ミリもずれがなくなんて望まないから、お願いだから60%でも読み取って。心配の矛先が違う、お願い、違う、違うじゃない、言葉が自分の中でしか溜められない言葉が自分の中でしか溜められない、私の伝えたいが目まぐるしく気持ち悪さとして溜まって、

伝えたいのにどんどん自分が言葉を発することができなくなり、違うの、と言う思いばかり溜まり。でも溜まれば溜まれば発話できる言葉が3文字、2文字と、短文へと、伝えたい思いとかけ離れていく伝えるための能力
何を言っても叱られる私の好きは邪魔者何を言っても叱られるが私の発話できる言葉を削った削った削った外に出せない言葉が溜まりに溜まり目まぐるしく嘔吐を抱え込む

嫌だ気持ち悪い苦しい嫌だ気持ち悪い苦しいいやだきもちわるいくるしい吐く吐く吐く吐く吐ける溜まる溜まる溜まる溜まる溜まる溜まる溜まる

頭の中でリンゴジュースが飛び散る音がした

「私を!!知って!!!!私の!私の!!!言葉を!!聞いて!!!」飛び出る言葉。

「私には!!!私には!!!!心が!!!気持ちが!!!この気持ちを伝える言葉が!!!!…どうして見つからないの……」

ドボドボドボドボ。何もかもが溢れる音がした。

「もう。そんな呪い抱える必要ないんだよ。守らなくていいんだよ。そんなの捨てちゃっていいんだよ」

その言葉が私の嘔吐を急転直下へと向かわせた。

抱えきれないほど、苦しくなるほど、きもちわるいきもちわるい表しきれない感情が私には詰まってる、詰まってる。詰め放題でギチギチになったポリ袋くらいに、私の感情の言葉は胃の中に吐けるほど溜まり続けていた。

溜まった感情を、やりきれなかった感情を
ひとつ、ひとつ、大切な人、頼れる人と
生まれなおそう。感情を、私を再生産、だ。

「私は自分が好き!!」そう言えた時、紙袋が軽くなった。

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