見出し画像

【イベント感想文】「アイドルマスター シンデレラガールズ~ありがとうが集まる場所~」に行ってきたら思い出ボムが連鎖爆発したというお話(ネタバレあり)

0.はじめに

 お久しぶりです。訳あってNote書くのを少々サボっておりました。最近の気候・気温・気圧の変動で三半規管がぶっ壊れかけていたり仕事が思った以上に忙しかったりしますが、筆者はなんとか生きてます。ところで、忙しいときに限って書きたいネタが湧いてくる現象ってありますよね。
 というわけでちょいとお仕事やら推し事が忙しかったこともあって間が空いてしまったのですが、去る4月22日(土)に、アニメイト池袋本店で開催中の「アイドルマスター シンデレラガールズ~ありがとうが集まる場所~」(以下「展示会」とする。)に行ってきました。もう一週間経つのかよ、早いな。
 結論から申し上げますと、「シンデレラガールズ、特にモバマスが好きだった人は行って損はない」「デレステ勢だけどモバマスがどんなものだったか端的にでも知りたい人も行ってみると良い」「関西勢は少し待てば大阪でも開催予定なので安心してほしい(6月23日~7月24日まで大阪日本橋のアニメイトで開催予定)」ということでしょうか。あ、池袋での開催は5月22日(月)までなので注意ね。
 ちなみに現地は物販ブースを除き写真撮影OK(動画撮影はNG)だったので、写真もいくつか入れながら簡単にダイレクトマーケティングしようと思います。ネタバレNGの人はここでブラウザバックして上記のリンクから「チケット概要」を選択してチケット買ってさっさと現地に行ってみろ、飛ぶぞ。あ、念のため少し改行多めに入れておきますね。






1.190人のアイドルに対する愛を感じた展示

 というわけで、まずは入口でランダム配布されるリーフレット(モバマスの人気イベントのうち一つを紹介したリーフレット。自分は「フリルドスクエアのアイプロ」でした)を受け取る。
 入ってすぐのところには、ちひろさんのほぼ等身大のパネルと、その横にゲーム内のプロデューサーの仕事用デスク的なものが展示されている(ちひろさんのデスクの可能性もある)。よく見ろ、俺達の本業の職場だぞ。なお筆者の職場(基本的にデスクワークなお仕事)のデスクもだいたいこんな感じなので、事務屋のデスクというものに対する解像度が高いと思いました。

芸能事務所の敏腕プロデューサーということを考えたらこれでも片付いている方かもしれない

 ちなみに展示会といってもアニメイト池袋本店の8階を貸し切った程度なわけで、広さとしてはそれほどではないです。ただ、なんというか限られたスペースで可能な限りモバマスの歴史を振り返りつつ(モバマスの歴史を簡単に表した年表などもある)、190人いるアイドルのうちどのアイドルを担当しているプロデューサーや応援しているファンに対しても「自分の担当がいる!」と思わせるような展示の仕方になっていました。強いて言えば韓国版の3人やゲスト参加したディアリースターズ組まではさすがに拾えていなかったということが惜しいところですが(彼女・彼たちの存在もモバマスの歴史を語るうえでは必要な存在だった。もっと欲を言えばほかのコラボ関係も取り上げてほしかったけどさすがにもっと厳しいか)、それを除けば「映画1本分くらいのチケット代でこれだけの密度の展示を観られるのなら、少なくともチケット代分の元は取れる」と言ってもいい濃さでした。実際1時間くらいいましたもん筆者。
 特に、各アイドルのSRのイラストを展示しているコーナーがあるのですが、壁面の展示に担当アイドルがいなくてもごあんしんです。柱を見てください、そこにもアイドルがいます。なお「大きく展示されているのは声がついている子ばかり」というわけでもなく、まあさすがに歴代シンデレラガールとかは扱いが違いますが(このコーナーの先に歴代CG専用コーナーもあります)、結構バランスをとってきた配置だなあと感心しました。

柱に展示されてたリス

2.思い出ボム的なスペシャルムービーが観れるよ

 ところで「思い出ボム」って今の若いPチャンに通じるんですかね。まあ走馬灯みたいなもんです。で、アイドルのSRイラストの展示コーナーの一番奥に、スペシャルムービーが流れているコーナーがあるんですよ。これがまた、当然のごとく全アイドルのレアやSRのイラストをふんだんに使ったものでして、特に画面に一緒に登場するアイドルの組み合わせに「文脈」を感じさせるんですよね……。わかりやすくユニットで表示されたり、衣装に合わせた組み合わせだったり(特に懐かしの月末限定ガチャのレア枠も使ってくれているのが嬉しい)、特にモバマスを長いことやっていた人ほど「そういえばあのイベントでこの組み合わせがあったなあ」と思い出せる仕様となっております。とある楽曲1曲分なのでせいぜい数分、筆者が行ったときは1周するたびにみんな交代して観てました。たぶんこれが一番秩序的だと思います。

セーラー服着せられてなんとも言えない表情になってるこの時子が好きなんですよ

3.ライブ衣装の展示もうれしい

 ライブ衣装の展示というと、アトレ秋葉原のアイドルマスターオフィシャルショップなどでちょくちょくやってるやつが有名ですが、今回も歴代のライブ衣装からいくつかセレクトされて展示されています。アクリルケースに遮られることもなく、現物をかなり至近距離で観ることができる貴重な機会なので(おさわりは厳禁)、これはライブ勢にもうれしいところ。アイドルの実在性も感じられます。個人的にはCGコンステの衣装があったかそうで、ライブのテーマに沿いつつベルーナドームの環境にも適応できる仕様になってたんだなあとしみじみと思いました。観客席も寒かったのよ。

近くで見るとわかるけど、結構生地が厚め?

4.参加型企画もあるので思い出を遺していこう

 展示コーナーの最後には、参加型企画なんてものもあります。簡単に言えば懐かしの遊園地「としまえん」が閉園するときに「ちょっとしたメッセージを付箋に書いて貼るコーナー」があったのですが、アレに近いです。
 自分が行ったときは展示会が始まってまだ間もない頃だったのでメッセージの数も少なかったのですが、それでもモバマスの思い出を語る者、担当アイドルをこれからも応援していくことを決意する者、イラストで魅せる者など、いろいろなPのモバマスへの想い・アイドルへの想いが伝わってくる素敵な企画だったと思います。ありきたりではあるんですが、そういうのが刺さるんですよね。

5.物販の魔力に気をつけろ

 展示が終わると、最後にお待ちかねの物販コーナーがあります。ちなみにわたくし、物販で買うものはあらかじめリストアップしていたんですよ。その時点ではだいたい15000円くらいに収まる計算だったんです。ただでさえ今月はDEZOLVEのライブに行ったり、電子書籍がポイント還元セールやってたからとしこたま買ったり、CGコンステのBDを予約したりと、かなりの金額を使っている身でございます。ちなみにどうでもいいことですが、この記事を書いている最中にジャズバンド「勝手にしやがれ」のライブのチケット当選メールがきたのでさらに6000円ほどの追加支出が確定しました。もうどうにでもなれ。
 確かに食にもお洒落にもあまり関心がなくお酒も飲めない身、となるとほかのことではあまりお金を使うこともない生活ですので、その分趣味に対しては妥協をせず、必然的に財布のひもが緩みがちな筆者です。たださすがに「何が売ってるかわかってるんだからリストアップしたものを買うだけだし問題ないだろ」と思っていたんです。でも、そうはならなかったんだよ。ならなかったんだよロック。でもこのお話はここでは終わりになりません。
 というわけで、結果がこのありさまです。

たぶんこれが(自分の買い物の中では)一番長いと思います

 皆様も物販に立ち寄る際は覚悟の準備と買い過ぎたときに支払えるだけの多めの予算または魔法のカードを用意しておいてください。特に各アイドル+トレーナー4姉妹のアクリルキーホルダー、アレは目の前にすると「あ、この子も好きなんだよね~」とどんどん買い物かごに入れていくことになります。なお、今は品切れになっている子も結構いるようなのですが、後日通販も行う予定らしいので、「展示会には興味ない/距離的に行けないけどグッズは欲しい」「せっかく行ったけど担当が売り切れてた!人気なのは嬉しいけど我も欲しい!」という人もごあんしんのようです。
 ちなみに先ほどのロングレシートですが、定規で計ったらおよそ53cmありました。スーパーで一週間分の食料を買い込むときもせいぜい30cmくらいのレシートで済むのに…。なお比較用に置いたクラリスさんのラバーキーホルダーは約7.5cm。SfC予選Dグループでは惜しくも入賞なりませんでしたが、これからもクラリスさんをよろしくお願いいたします(担当のダイマはやりすぎるということはない)。また、同じく資本主義の兎安部菜々さんもよろしくお願いします。

第七回総選挙のウサミンP界隈の盛り上がり方は正直なところ、狂気的(ルナティック)でしたね

 ついでに余談。展示会のあと用事があって友人らと会って遊んでいたのですが、そのときにこのレシートを見せたらゲラゲラ笑う者、ドン引きする者、「一番くじを3店舗分買いあさった時の俺よりはまだマシだから大丈夫」と謎の励ましをしてくれる者など、反応が面白かったです。というわけでレシートも記念にとっておきます。
 あと、物販を一会計で税込5000円以上買うと記念ショッパー(かなりでかい)がもらえるのですが、実は「ショッパーを入れる袋(通常のアニメイトのシンプルな青いビニール袋)」も1枚5円出すともらえます。なので、「もらえるのは嬉しいけどさすがに池袋の人だかりの中を持ち歩くのはショッパーが傷ついたり非オタの視線が痛かったりするので不安」という人もごあんしんです。徹底的に安心させてくるなこの展示会。不安なのは財布の紐が緩み過ぎないようにする自制心くらいか。

6.おわりに。シンデレラガールズにとっての一つの区切り

 モバマスが終了した直後だし、楽しみにしつつも覚悟して行ったんですよ。けど、なんかこうして、アイドル達の活躍していた姿を観たらさ……悪ぃ、やっぱ辛ぇわ。モバマスが終わったのを再認識しちゃって……。
 ただ、シンデレラガールズ自体はこれからも続きます。これを書いている時期はちょうどU149のアニメ放映の真っ最中ですし、After20もあります。もちろんデレステもまだまだ現役、9月には8周年を迎えます。正直どこまで続くかはわかりませんが、続いている限りは作品とアイドルたちを応援し続けたいと改めて思いました。なんかしんみりとした〆になってしまいましたが、作品が続く限りは楽しんだもの勝ちだと思います。

筆者のiPhoneのchromeより。未だにモバマスのタブを消せないでいる

どっとはらい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?