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死にたがりのさとみさん、心を豊かにする旅に出る #3

「本当にやりたいこと」を見つけるためにやるべき3つのこと

2023.03.18 今回の講義は「自己理解プログラム」の作成者である八木仁平さん。ちょうど八木さんの著書である『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読み進めていたところだったのでこのタイミングでの講義はとても嬉しかった。

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講義の中で印象に残ったこと

RIZAPは何をしている会社なのか

 RIZAP(ライザップ)という会社がある。RIZAPは何をしている会社なのか。テレビCMでよく観るのはダイエット関連が多いが、実はゴルフスクールや英語スクールも展開している。

 RIZAPは何をしている会社なのかについて役員の1人が答えた言葉がある。

ライザップは、
ただ痩せさせるダイエットセンターではないんです。
われわれの価値は、
ゲストの人生をライザップによって変えていくことです。
人生が輝いていく。自身がみなぎる。幸せを自覚する。
その価値を提供するのが私たちの仕事だと考えています。

0318講義より

つまりCMでよく観るダイエットのbefore⇒afterは、ゲストの自信をみなぎらせるための手段の1つであるということ。ダイエットが目的ではなく、ダイエットをしてその先にあるゲストの幸せを掴むためにRAIZAPはゲストに対してサポートを行うということだ。ゴルフスクールや英語スクールについても同様に考えることができるだろう。

「好き」「得意」「価値観」を考える質問

 八木さんは「本当にやりたいこと」を見つけるためにはまず自分の「好きなこと」「得意なこと」「大事にしていること」を見つけることが大切だと考えている。

①自分がついお節介してしまうこと
②自分がイライラしてしまうこと
③自分が問題意識を感じること

1つずつ考えてみる。

①自分がついお節介してしまうこと

 お節介してしまうこと=誰からも頼まれていないのにやってしまうこと、無意識のうちに行動してしまうこと。そこから見つかるのは自分が大事にしたいこと、つまり価値観。

 お節介してしまうこと…家族で夕食を食べた後、皿洗いはすぐにやりたい。新しい人が仕事にくると別に教える立場でもないけれど妙に世話を焼きたくなっちゃう。1から10まで教えたくなってしまう。人が失敗するのをみたり怒られるのをみるのが怖いからそこを無意識に避けたくてやってしのかのかも。でもそれってただのエゴ?

②自分がイライラしてしまうこと

 イライラしてしまうこと、裏を返せば自分はその行動を自然にできるということ。自分はできるのに相手ができないことに対しての差分に対してイライラしてしまう。ここから見つかるのは自分の得意なこと、八木さん流にいうと才能。

 自分の許容範囲が狭すぎることもあって、結構いろいろなことでイライラしている。まず、指示に従えない人は嫌い。簡潔に話せない人が嫌い(それは私も)。「指示に従えない人が嫌い」だって話を共有したら、「それってさとみさんはちゃんと出された指示を理解して行動できるってことなんだね」と言ってくれた方がいて心にストンと落ちた感覚。なるほど。

③自分が問題意識を感じること

 問題意識を感じること、自分が興味のあることだから疑問を持つということ。そこから見えてくるのは自分の好きなこと。

 どう考えても関東圏かつ小田急線ユーザーの人にしか伝わらない話なんだけど、新宿駅で降車ホーム側に降りない人たち何なん?(笑)乗るのにスムーズにいかないよって話。もしかしてこれってイライラすること?
 余談ですが、相鉄線で海老名から横浜まで行った時のこと。終点の横浜では降車ホーム側に乗客が完全に降りるのを待ってから乗車ホーム側の扉を開けていた。小田急電鉄さん、このシステム採用して!

自己理解は一生続く

 自分と向き合うことは一番難しい。どちらかというと目を背けてしまうことかもしれない。今回八木さんの本に出逢って、さらにこのタイミングでご本人から教授をいただけてこんな嬉しい機会もうないと思う。短い講義時間の中でもギュッと充実した内容が詰め込まれていてそのうえ話が分かりやすかった。八木さんの「好きなこと」である自己理解、「得意なこと」である体系立てて伝えること、そしてやりたいことで夢中に生きられる人を増やす
、という「価値観」。3つがうまくかけ合わさっている姿を見た気がする。

 自分が納得する選択ができるために、自分の選択に確信を持てるために、「本当にやりたいこと」を自己理解を通して知る。自分の「好き」・「得意」・「大事にしたいこと」は何だろう。一度ゆっくり振り返る時間をとりたい。

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