待ち焦がれたiPhone

ちょっと独特な特性を持つ次男。機械やパソコンはお得意で家では家電製品についてかなう者は誰もいない。それどころか、時には店員さんを言い負かしてしまうほど。

その次男がずっと欲しかったのがスマホ。でも、小一の時にちょっと事件を起こしたために、判断力がつくまでは、携帯をあたえないようにしていた。

4月で中1。そろそろ分別もついてきたのでいいだろうと、このたびiPhoneを購入した。

泣くほど欲しくても言い出せなかった

旦那は所謂、いじめっ子タイプで子どもをからかって泣かして笑うという悪癖がある。これで何度も子どもたちは泣かされてきた。
だから、人一倍、臆病者の次男はまた、否定されたりしないかと、買うことが決まっても

「いつスマホ買いに行く?」

の一言が言えないでいた。私が代わりに言ってもいいのだけど、それでは次男のためにならない。2週間近く、旦那の近くに行っては甘えてみて、顔をじっと見たり、と思わせぶりな態度をしながらも、ずっと言い出せずにいた。「今日は言うよ」「これから言うよ」…何度、その言葉を聞いただろう。

そして、先日、やっと

「いつ、スマホ買いに行くの?」

と。ポロポロと涙をこぼして。
「そんなに欲しかったのか!」と旦那は大ウケ。頑張った次男に私の方が目頭が熱くなった。

そして夢にまで見たiPhone。

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手放すわけがありません!

私が管理者になってるので、LINEからポケモンからアレコレダウンロードしたり、設定のたびに、私がパスワードやら何やら入れなければならず、私の方がダウンしそうになった🌀

2日ほどテンション高く過ごした次男。疲れが出たのか、今日は午後からコタツで爆睡してたそうな😅

願わくば、いろいろやらかさず、平穏にスマホとの生活を送って欲しいと心から願ってやまない。

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