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ツーリズムジャパン再開

 本日6月10日、パンデミック宣言から27ヶ月ぶりにインバウンド再開。ですが、表向きの再開であって中身はとても歓迎されないようなものである。選国、添乗員付きパッケージツアー限定、保険加入、マスク義務、手指消毒強要等々。。

アフターコロナで行きたい国No.1の日本、、何をしているのか?。。

同じアジア圏でもタイは、タイランドパスの廃止検討マリファナ合法化

 マリファナ合法化はインバウンドの起爆剤には大変有効であると思われる。と言うのも、多くの国が禁止薬物として指定している中、日本人含む外国人全てがイミグレ越えれば”何らお咎め無し”の合法薬物になるからである。加え、ASEAN域内でもタイ隣国のマレーシア、そしてシンガポール、インドネシア等の国々の喫煙率は意外と高いので、タイの合法化の流れが今後どのように影響するのか要注視案件である。

 私はパンデミック期間中でも、北は北海道から南は沖縄まで移動を繰り返していたので、多くの外食・宿泊業各氏と話す事が出来た。勿論これは旅行者が少ないことで得られた二度と無い機会であったが、各氏から聞こえてくる声の本音は”日本人はお金を落としていかない”である。

 自国の魅力的な観光資源をより活かせるのは他国人に対してなのだろう。これは恐らく他国も同じで、自国人だけのツーリズムでは産業としては成長を見込めないのだ。

 自国のインバウンドも他国の薬物合法化も日本人高齢者には”ほぼ無関係な事”であるかもしれないが、日本の民主主義において彼らは未だにマジョリティである。所謂シルバー民主主義。政策にとても大きな影響を与えてしまう。もちろん私は薬物合法化を望んでいるわけではないが、外国人に対する偏見のようなものはいい加減捨てて頂きたいと思う。


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