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(Movie)✨the Holiday

この間のお休みで、自分が一番好きな映画と言っても過言ではないホリデーを見ました!!!
ロマンチックさが最高というか……まず、冬のロンドンっていう設定が最高。世界観が最高。主演の人達も自分の年齢と近く仕事の難しさとか恋愛の難しさをとても綺麗に描いているように思います。
最終的にやっぱり大切なのは人間関係という結論もきれいですね。

会社のクリスマスパーティーで、ロンドンの新聞社に勤めるコラムニストのアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、恋人で同僚のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が他の女性と婚約したことを知る。一方、ロサンゼルスに住み、ハリウッド映画の予告編の製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)も、恋人のイーサン(エドワード・バーンズ)の浮気に気づき、別れることにした。

いくら悲しくても涙を流せないでいたアマンダは、休暇を取って旅に出ることを決め、インターネットでイギリスのサリーの小さな村シェア (Shere) にある素敵なコテージを見つける。そのウェブサイトは休暇中にお互いの家や車などを交換する「ホーム・エクスチェンジ」のサイトで、見ていたのは同じく恋に破れたばかりのアイリスの家だった。

Wikipediaより



ホームエクスチェンジという非現実性

今読んでる本でもこないだ読んだ本でも、人間の最大の敵は「退屈」らしいです。
ゲーテは人間の最大の敵は不機嫌っていうんですけどね。でも、近しい何かを感じると思います。

日常生活を送っていくと不満がたくさん募っていくんですよね。それを打破していくのが旅行だとか、出会いだとかだと思います。

こちらの作品の主人公達は失恋を契機に非日常へ歩みだします。
やっぱり恋愛から立ち直るには新しい世界に飛び立ってコンクリートで上塗りしていくしかないんですよね……
辛い時、つまらない時はとにかく今から脱出すること、場所を変えるということは、非常に大事ですね。
定期考査前の勉強も一緒ですよね、飽きたら場所を変えればいいだけです。そうやって常に自分をコントロールしていく必要が、人間には必要ですよね。




ラブコメの女王 キャメロン・ディアス

この映画は、キャメロンディアスに支えられていると言っても過言ではありません。
とにかくキャメロンディアスが始終可愛い。常に可愛い。
この時34歳だと思うんですけど、美しさと可愛さの間というか、可愛くてちやほやされていた20代から30代の大人になっていく美しさを感じます。

そして、恐ろしくイケメンのジュードロウ。ミドルサーティーの恋愛ってすごく面白いというか色気があるというか。
海外の俳優さんって結構急激に老けるのはなんでなんだろう。ジュード・ロウも今はもう初老の50歳だ。


もう2人の恋愛がオシャレすぎるというか。
本当は一瞬だけの恋愛関係だったのが、永遠の恋愛になる人間のドーパミン性というか……
見ながら叫んじゃうんですよね。えええーーー良良良ーーーーー!!!!!みたいな。
見つめ合うシーンだけで美しさがカンストします。




翻訳者の才覚 

基本的に日本語字幕で見ることが多いのですが、ホリデーはとても字幕が良いです。
例えばジュードロウ演じるグラハムは自分のことを古い人と言います(なら変われよ!!!とも思う)が、字幕にもきちんと現れています。
トンマとかコブ付きとか、令和になって見なくなった表現をたくさんします。よい。
きちんとキャラクターを文字で表していて、とても心地よい字幕だなと思いました。
字幕を作るときは翻訳と違って15文字程度以内で収めるというルールがあるそうです。
だからとっても簡潔に和訳しなければいけないのですが、それが非常に分かりやすかったです。
冴えない男のマイルズが、偶然アイリスの胸に触ってしまった時も「お胸にタッチ」と表現していて、とても冴えなくてよいなあと思いました。

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