📖仕事が速い人が必ずやっている整理の習慣
文化祭を経て、教師の仕事って忙しいなって思いました。
本当は忙しいんですけど、結構楽しんでやっているのであんまり忙しさを感じないんですよね。
忙しいなって思う時って、やらなきゃいけないことが多い時だと思うんですよね。
ということで、仕事が速い人が必ずやっている整理の習慣という本を読みました。
仕事の効率化には副作用を伴う
生徒の皆さんも勉強法を改善したいなとか考える時があると思います。
でもそれって定期考査前にやるって失敗なんですよね。というのも何かを変える時には必ず副作用が伴います。
本書ではデメリットである副作用が収束するのは2週間後であると述べています。
つまり、定期考査2週間前に勉強習慣を変えようとしている時点で遅いんですよね。
日頃からコツコツ進めていくことが肝要です。
仕事が速い人がやっているシンプルな習慣
ルーティンワークって言葉嫌いなんですよね。同じことの繰り返しというか。
ルーティンになると効率が良くなるっていうベクトルで考えることはできるけど
退屈さが生まれてくると、仕事としての質が下がるというか。仕事してる時って効率よく進めていこう!っていうスピードの観点(つまり別にやりたくない)か、楽しい!って観点の二択で行動している気がします。
以下の引用でも同じような言及をされています。
仕事は中途半端なまま切り上げる
どうしても定期考査主義というか、仕事をしている時って100点を目指したくなっちゃうんですよね。
でも、その100点って結局自己満足で他人からしたら50点かもしれません。逆に自分の中で80点のものが100点だったりする時もあります。
本書では80点の仕事を何個もこなしていくことが、仕事ができる人間になるコツだと述べられています。
特に教員の仕事なんて、評価がとっても主観的ですからね……この意見には賛同します。
私は自分の仕事が速いほうだと思っているんですが、仕事を70点くらいに終えている節があります。
これが、さっさか終わる秘訣だと個人的に思っていて、残りの時間で、有用な英語ウェブサイトの研究だとか、英語に関する記事を読んだりして、自己スキルを高めています。
結局100点を目指し続けて仕事が終わらないとストレスになっちゃうんですよね。
加えて、70点くらいでできることがたくさんある方が、教員生活はやりやすいです。
英語の知識が100点あるより、英語の知識が70点あって、生徒のモチベーションを上げる力が70点あって、ICTを運用する力が70点ある人の方が総計210点なので能力は高くなります。
スペシャリストが好まれる世の中ですが、教員は意外とゼネラリスト傾向が高い仕事だなと思います。
本を読んだ感想としては、働き始める新入社員が読むレベルの仕事をサクサク進める方法って感じでした。
めちゃめちゃ有益っていうよりも、確かにそうだよねということを文字化して可視化してくれる感じの1冊でした。
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