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📖仕事が速い人が必ずやっている整理の習慣

文化祭を経て、教師の仕事って忙しいなって思いました。
本当は忙しいんですけど、結構楽しんでやっているのであんまり忙しさを感じないんですよね。
忙しいなって思う時って、やらなきゃいけないことが多い時だと思うんですよね。
ということで、仕事が速い人が必ずやっている整理の習慣という本を読みました。

仕事が終わって時計を見ると毎日終電間近……。そんな生活とはお別れしましょう。 正しい整理の習慣を身につければ、仕事の効率が上がり、残業を劇的に減らすことができます。 机の上がモノでいっぱいになると、整理のために新しいグッズを買ったり、会議のたびに配付される資料をすべてファイリングしたりしていませんか? いっけん整理されているように見えますが実はこの整理法では、仕事の効率は上がりません。グッズやファイルなどモノが増えて、必要なものを見つけにくくなってしますからです。 本書は、経験や努力の必要な「仕事そのもの」の効率化ではなく、グッズやファイルを使わずに机などの身のまわりやPCのデスクトップを整理する方法、ショートカットキーの使い方、効率的に情報を収集する方法など、覚えれば誰でも簡単に残業が減らせる小ワザを紹介します。

Amazonより引用



仕事の効率化には副作用を伴う

生徒の皆さんも勉強法を改善したいなとか考える時があると思います。
でもそれって定期考査前にやるって失敗なんですよね。というのも何かを変える時には必ず副作用が伴います。 
本書ではデメリットである副作用が収束するのは2週間後であると述べています。

このやり方は自分に合わないなとか面倒だしやめようなどと思わないことが重要です。失敗は成長する時に伴う痛みのようなものです。そこを乗り越えれば仕事ができるビジネスパーソンに近づくことができます。

20ページより引用

つまり、定期考査2週間前に勉強習慣を変えようとしている時点で遅いんですよね。
日頃からコツコツ進めていくことが肝要です。

仕事が速い人がやっているシンプルな習慣

仕事が早い人達がやっている良い習慣とは、常に仕事の進め方に疑問や課題を持ち、効率を意識した仕組み作りは工夫を継続して行なっているということです。
つまり仕事が速い人はいつもその時代に合った方法、仕事内容や環境、現在のライフスタイルに合った方法など、フレキシブルに自分の仕事をアップデートし、自ら考えた効率の良い方法を習慣化しているのです。

28ページより引用

ルーティンワークって言葉嫌いなんですよね。同じことの繰り返しというか。
ルーティンになると効率が良くなるっていうベクトルで考えることはできるけど
退屈さが生まれてくると、仕事としての質が下がるというか。仕事してる時って効率よく進めていこう!っていうスピードの観点(つまり別にやりたくない)か、楽しい!って観点の二択で行動している気がします。
以下の引用でも同じような言及をされています。

仕事の早さは成果に直結します。短時間で見るとそれほど差はないですが、長い目で見ると大きな差がつくことが分かります。

146ページより引用


仕事は中途半端なまま切り上げる

80%の成果に達するための時間は、仕事全体の20%、残りの80%の時間をかけても、あとは20%しか上がりません。
私は残り80%を使って100%の仕事を目指すのではなく、その時間を他の仕事に割り振るべきだと考えています。

146ページより引用

どうしても定期考査主義というか、仕事をしている時って100点を目指したくなっちゃうんですよね。
でも、その100点って結局自己満足で他人からしたら50点かもしれません。逆に自分の中で80点のものが100点だったりする時もあります。
本書では80点の仕事を何個もこなしていくことが、仕事ができる人間になるコツだと述べられています。
特に教員の仕事なんて、評価がとっても主観的ですからね……この意見には賛同します。

私は自分の仕事が速いほうだと思っているんですが、仕事を70点くらいに終えている節があります。
これが、さっさか終わる秘訣だと個人的に思っていて、残りの時間で、有用な英語ウェブサイトの研究だとか、英語に関する記事を読んだりして、自己スキルを高めています。
結局100点を目指し続けて仕事が終わらないとストレスになっちゃうんですよね。
加えて、70点くらいでできることがたくさんある方が、教員生活はやりやすいです。
英語の知識が100点あるより、英語の知識が70点あって、生徒のモチベーションを上げる力が70点あって、ICTを運用する力が70点ある人の方が総計210点なので能力は高くなります。
スペシャリストが好まれる世の中ですが、教員は意外とゼネラリスト傾向が高い仕事だなと思います。


本を読んだ感想としては、働き始める新入社員が読むレベルの仕事をサクサク進める方法って感じでした。
めちゃめちゃ有益っていうよりも、確かにそうだよねということを文字化して可視化してくれる感じの1冊でした。

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