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【出没記録002】喫茶結社Part.2とは何だったのか

5月30日から3日間に渡る期間限定カフェ企画、
喫茶結社Part.2『珈琲占いの館』は無事、その幕を下ろした。

ご来店いただいた皆さま、ありがとうございました。

さて、今回はその振り返りと、次回への課題を残しておこうと思う。

喫茶結社Part.2とは

その都度コンセプトを変えて開店する不定期カフェ企画「喫茶結社」。
第二弾として開催したのが、『珈琲占いの館』だった。

場所は新宿のBAR A STORY TOKYO様をお借りし、異世界のような不思議な雰囲気のなかで、珈琲占いを楽しむというのがPart.2のコンセプトだった。

どんな店になったのか

今回のメニューは以下の通り

・ターキッシュコーヒー・チャイティー・プチスコーン(2種セット)・オレンジジュース(瓶)※チャージあり(キャラメリゼしたカカオ・Zine付き)

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当初は私が占いをするつもりだったが、セルフで占ってもらって、適宜フォローに入る方式に変更した。

お客様がご来店されたらキャラメリゼしたカカオとZineをお渡しし、コーヒーを待つ間にカカオをつまみながらZineを読んでいただく。
コーヒーを飲み干されたら、今度はカップの底に残った粉の跡を見て占いを楽しんでいただく。

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このZineは本当に大変だった…

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人の姿が見えるだろうか?

ちなみに今回のターキッシュコーヒーはスパイスを使用し、コーヒー版チャイティーとも言えるエキセントリックな味わいも楽しんでいただいた。

店内の内装の妖しさとコンセプトが上手く合致し、控えめに言って最高(に私好み)なカフェ空間が爆発していた。

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営業の結果…

さて、そんな素晴らしいカフェだったが、ここからは数字面を振り返らねばならぬ。
木曜日から土曜日までの3日間、18時から23時までの夜営業。
目標ご来店者数30名。
その営業の結果は…

ご来店者数19名!

ひえっ…
そう。目標をまあまあ下回り、19名である。
何が起こったのか、順番に振り返ろう…

のびしろポイント 〜あれ?そういえば告知少なくね?〜

そもそも、目標来店者数30名の根拠はどこから来ているのか。
基準は前回の喫茶結社Part.1にさかのぼる。

前回のPart.1は1日のみ、夕方からの営業でご来店者数は16名だった。
このとき、行きたいが行けないという方を含めて、現状の喫茶結社には概ね20名超の見込み顧客の方(以後「ファンの方」と称する)がいらっしゃることが分かった。

その20名超のお客様に加えて、チャレンジとして、新規のお客様にご来店いただくことを目指し、Part.2では目標を30名とした。

結果は前述の通り19名。
そのうち、完全に新規のお客様は4名だった。

まず、今回のPart.2は当初は1日のみの予定だった。
しかし店舗のキャパシティが10名ほどと少なく、夜営業だけでは支出を回収できる見込みが無かったため、3日間に延長した。
このとき、ファンの方のご来店率も上がるのではないかという期待もあった。

しかしファンの方のご来店率は殆ど変動しなかった。
もしかするとこの割合はあまり変動しないのかもしれない(あの人がいつも来ない、という意味ではなく、1日や3日間という短期間では必ず一定の割合で予定が合わない人が存在するのでは?という意味)。
今後も観察が必要だけれど、ひとまず、ファンの方の来店率を上げるという考えは捨てた方が良さそう。

問題は新規のお客様についてだ。

今回、まったく新規のお客様(teraのお友達とかでもない方)が4名いらっしゃった。
本当にありがたく、感謝の気持ちしかない。

しかし、そのお客様方はファンの方が連れてきていただいた方であったり、もともと店舗(A STORY TOKYOさん)のファンの方であった。

つまり、私の告知が届いたという方々ではない、ということだ。

考えてみれば、今回、告知が少なすぎた。
noteは開催のお知らせと、直前にちょろっと呟いただけだし、Twitterも効果的にお知らせできていたとは言えない。

まったく、怠慢である…

本当、お友達を連れてきていただいたファンの方、今回のPart.2について告知をしてくだっさったA STORY TOKYO様に向ける顔も無いではないか…

ただ、単純に開催日時を呟くだけが告知ではない。

開催のその日まで、継続的かつ効果的に訴求できる告知こそ、今目指すべき告知だ。
こちらも要研究。

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よかったポイント 〜オペレーションはよくやった私!〜

とは言え評価できるポイントもあった。

前回、オペレーションが追いつかずお客様をお待たせするという失態を演じ、割と落ち込んだが、今回はその点完全に挽回した。

というか、かなりメニュー数を絞ったから当然と言えば当然なのだが。

ターキッシュコーヒーをつくるという動作以外は殆ど皿に乗せるだけ。
提供やお会計なども含めても、一人で充分に回せるオペレーションだった。
(むしろヘルプで入っていただいた方に申し訳なかった)

世のバーテンダーはどうやって一人でオーダーを作成しながら会計しながらお客様と会話をしているのだろうと思っていたが、そのコツを少しだけ垣間見た気がする。
規模としてもキャパシティ10名はなかなか丁度良い。
売上を獲得する問題はあるけれども。

前回の反省は、しっかり活かせた。

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次回の喫茶結社は…

さて、次回はついに1ヶ月連続という長期間での営業となる。

これは1ヶ月休み無く、という意味ではなく、定休を挟みつつも継続して行うという意味だ。

なんて言ってるけど、実はまだなにも決まっていない。

そもそも、Part.1、Part.2のご来店者数を鑑みれば、無謀と言われても致し方ない。

ただ、場所と時間を固定することで、興味を持ってくれた方がご来店しやすくなるのではないかという思惑もある。
もちろん、そのためにはまず興味を持ってもらわねばならない。

尖ったコンセプトは当然ながら、とっつきやすい看板メニューの作成も必須だろう。
そしてそれらを大きな声で伝え続けることも。

喫茶結社という試みも、もう少しダウングレードしてでも、言葉で伝えやすくする必要があるかもしれない。

今後の喫茶結社に関する一連の予測を少し下方修正しつつも、やめるつもりも無いから、次をまた始める。

こういうことに頭を使うのは、非常に楽しい。


最後に、とても素敵な写真を撮ってくれた親愛なる友人KとUとUに心からの感謝を。
1.5割増しに写ってるよ、ありがとう


次回喫茶結社Part.3においても、「喫茶」の定義であそべますよう

お楽しみに。



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