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今週(3/15-3/21)の暗躍まとめ

全国の喫茶結社シンパの皆様。

お待たせしました今週の有料マガジンの更新です。

このマガジンは喫茶結社シンパの皆様に向けた、喫茶結社主宰テラニシの一週間の暗躍の様子をまとめたものとなっております。
喫茶結社の裏話あるいは今後の布石、もしくはミスリードとなる要素をなるべくパーソナルな言葉…というか、表立って書くことを憚られる内面部分をそのまま配置しております。
役に立つようなカフェ情報は載っていません。そういうのは無料noteで書きます。
あくまで裏話・布石・ミスリード。
単品でも購入できますが、月300円でこのマガジンを購入するとちょっとお得になります。
定期購読すると、初月は無料です。
返品もできるそうです。

【今週の暗躍トピック】

1. 銭湯のコーヒー牛乳研究家になった話

今週(3/15-3/21)から立て続けに投稿している『コーヒー牛乳調査録』
なぜ突然こんなことを始めたかということに関しては、明日あたり通常noteで投稿すると思う。
ここでは、なぜそこに思い至ったかという、思考回路の話を書く。

これは、いわば手品の種明かしのような、舞台を裏側から映すような、無粋な行為。

だから大っぴらに晒すのもどうかと思ったのだけれど、もしかしたらこういう話は役に立ってしまうこともあるかもしれないから、無料部分に書いておく(役に立つことを書くことは無料、役に立たないことは有料で書くスタンス)。
後半は(多分役に立たない)日記部分なので有料ゾーンに置いておく。

さて、先日6次元のナカムラクニオ先生とお話する機会があった。
私が通っている世界文庫アカデミーで授業をしてくださったのだ。

その授業後、ナカムラ先生に「新しいことを始める際、なにか心がけていることはありますか?」と質問してみた。

ナカムラ先生はカフェの店主だけでなく、美術の解説や金継ぎの講師など活動が多岐に渡る。それらの活動を始めるきっかけや決め手について興味があったのだ。

先生はその質問に色々なお話しをしてくれた。
そのなかでもとりわけ印象に残った言葉がある。

「いろいろやってみる」

という言葉だ。

いろいろなことをやって、そのなかで手応えのあるものをさらに磨く、そういったことを仰っていた。

その言葉を受けて、私は恥ずかしくなった。
自分の「やってみる」の回数が圧倒的に少ないと思ったからだ。
それで上手くいかないと嘆いているとは、片腹痛い。

その日の晩、自分ができること、やりたいこと、やっていないこと、すべてを見直した。

で、幾つかの「やってみる」のなかの一つが、「銭湯のコーヒー牛乳を調べる」だった(このあたりの経緯は、また別のnoteで書く)。

まず、私が行ったことは、人に言うことだった。

「ちょっと銭湯のコーヒー牛乳調べようと思うんだよね!」

思いついた翌日に言っていた。この段階ではどのように発信するとか、そういうヴィジョンは殆どない。口から出任せとはよく言ったものだ。
(聞いてくれた皆様、ありがとうございました)

しかしこれで退路は断った。
口だけの男、というレッテルは避けたいものである。

次に、SNSのプロフィールを編集した。
「銭湯のコーヒー牛乳研究家」
という謎の肩書きを追加したのだ。

もちろん、この段階では研究なんぞ何もしていない。
形から入るタイプ…

幸い、喫茶結社という屋号は汎用性が高い。
喫茶結社の活動の目的から外れない形で新しい肩書きを加えることができたのは僥倖だった。

さて、いよいよ逃げられなくなった私。
どうしようかと一人家路を急ぐ。

ふと、視界の端に銭湯を捉えた。

そのまま通り過ぎた。
夜だし。帰りたいし。

けれども、5メートル過ぎたところで、さっき自分で「ちょっと銭湯のコーヒー牛乳調べようと思うんだよね!」と言ってしまったことを思い出す。

5メートル戻る。
タオル・シャンプー・石鹸貸し出し無料の文字。

ため息をつきながら、のれんをくぐった。


私は本当に怠惰な人間だから、ここまでしないとなかなか新しいことができない。

ここまでしても、ダメなときもある。
というか、これが上手くいくとも限らないし、むりろこれくらいじゃ足りないのだろう。

けれどもともあれ、やるべきことがあるうちは、やらなければ勿体ない。

この話が上手くいくかどうかの答え合わせは、しばらく先だろうけど。


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