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なんでもない日常がとびきりマガジン

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なんでもない日常が、実は、とんでもなくとびきりだとわかった今日。 あなたの今日の「とびっきり」を教えてください♪ もしくは素敵な記事に出逢ったら、その記事をこちらのマガジンに追加…
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2020年12月の記事一覧

おかわり

新幹線ネタ日曜劇場、第4弾、最終回である。 むかし、出張三昧の生活をしていて、日本全国をドサ回り営業で回っていたが、そのおかげで、いくつか、独り言日記の、記事を書くことができている。 今日の話は、それほど、笑える話ではないかもしれない。 移動は、仕事をしながら移動することが多いが、週末の夜の移動は、どうしても、みんな、一仕事終わった疲れを癒しながら、一息つきながら移動する。 ある週末、ちょっと早い時間、晩御飯時。広島から大阪へと帰路につこうとしたところ、たまたま、ホー

笑える新幹線ネタ日曜劇場、第3弾である。 今日も、ちょっと恥ずかしい話だ。だから、いつもよりも、少しだけ少ない字数で、できれば、まとめたい。 私は、企画モノと創作が大の苦手で、この話も、いつもの、ただの実話である。 日本全国を、営業でドサ回りをしていた、独身時代。もう、約30年近くも前のことだ。 いつものように、金曜日の週末、疲れ果てて、キヨスクでお酒を買って、最終に近い新幹線に乗った。 新幹線に乗る時、乗り越さないように、出来る限り、新大阪止まりに乗る。だがその時

学芸会

私の、保育園時代のお話を、ひとつ。 とは言っても、遠い遠い昔の話だから、さすがに、きちんと覚えているわけではない。断片的に、記憶があるだけだ。それを、最近になって思い起こすことがあったものだから、ほんの少し、書いてみようと思う。 私の通っていた保育園は、まずまず、立派な保育園だったと思う。先生たちも優しく、面倒見が良かったし、子供の数も多く、行事もたくさんあったように思う。 我が家が、母方の祖父母と同居していたのは、私が年長に上がる前までだったから、その保育園に通ってい

大晦日

とうとう、この記事を書くことになった。もともと、大晦日に、この記事を書こうと思っていた。色々な意味で、永遠に忘れ得ぬ出来事のことだ。 私の母は、ちょっと強烈な母だった。独善的なところもありつつではあるが、愛の人でもあった。その、母のことである。 母は、2年前の大晦日に、帰らぬ人となった。普通は、危篤となると、急いで準備をして、今際の際には立ち会うというのが常だが、私と兄は、むしろ、どこか、ほっとしつつ、母の最期を受け止めた。だが兄は、母の最後の瞬間を、病院で看取ってくれた