初めて死のうと考えた日

初めて死のうと考えたのはあの時。愛していた人から酷い振られ方をされた。とても心に深い傷を負った。翌日も学校には行きたくなかったが渋々行った。だが、友達と喋りたくもないし、顔も合わせたくなかった。椅子から立ち上がるたびに眩暈がして倒れそうになったことが何度もあった。鬱っぽくもなった。そんなに辛い思いをするのないっそのこと死んでしまいたいと何度も思った。自分の首を絞めてみたり、ナイフを首に突きつけてみたり。だが、なかなか死ぬ勇気が持てなかった。なぜ?なぜこんのに死にたいのに死ねないの?何度もそんなことを考えた。腕には複数の切り傷。日が経つのつれ一本ずつ増えてゆく。今もその傷跡は残っている。見るたびに苦しくなる。生きがいも失った。この先どうやって生きていけばいいのかわからない。

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