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オーラソーマからアートへの道

個展の数週間前
由比ヶ浜のOSHOアートユニティにいた私は
メルマガ"オーラソーマ通信"に寄稿しない?
というオファーに何故だか
気軽にいいよ〜と答えていました😅

人生はほんと面白い
また新しい経験を用意してくれたのです

何の構想もないところから
自分自身を整理して文字にしてゆく作業は
産みの苦しみも少しありつつ
素晴らしい恩恵も与えてくれて

自分が大切にしているエッセンスを
具体的に気づかせてもらう機会となりました

そして実際、この記事を目にして
わざわざギャラリーに足を運んでくれた
オーラソーマシスターもいたのです♡

メルマガを読んでいない方たちにも
元氣のお裾分けができたらうれしいので
シェアしようと思います♪

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「オーラソーマと神聖幾何学曼荼羅アート」

ひょんなことからオーラソーマ通信に寄稿することになりました。とりあえず私のオーラソーマと学びの旅のお話から始めてみようかと思います。
何かに導かれるようにオーラソーマの世界に足を踏み入れ、色の世界の奥深さに引き込まれ、勢いに任せて2年ほどでレベル4まで学び続けたのは今から7年ほど前でしょうか。体調が万全ではなかった当時、自分の内側を深く見つめることや、慣れないペアワークなど毎日がクタクタでした(伝説の6日間連続のコース!)。
レベル1では真新しい大量の情報に頭はフリーズし、レベル2では見たくない自分の感情をデンッと目の前に置かれ気分が悪くなり(笑)、レベル3では色とりどりの世界の叡智に触れカオス状態でした。
それでも学び続けたのは色の世界が新しいものの見方を教えてくれて、光の道を示してくれたから。そしてコマラとアートユニティの方たちの温かいサポートのお陰であの場所が自分のホームと感じられたからです。
レベル4に進むことを決めボトルセットをお迎えし、友人たちにコンサルテーションをさせてもらいケーススタディを仕上げました。コンサルテーション自体もままならないのにそれを文章にする作業は頭を悩ませ憂鬱な作業でした。論文書きもまた難関でしたが、自分の興味を持った分野を深め知識を広める時間は楽しくもあり、オーラソーマコンサルテーションに役立つだけではなく人生の彩りが増した貴重な体験でした。
そんな風にオーラソーマと関わってきたのに「私、色が好きなんだ!」とはっきりと認識したのは実はその後しばらく経ってからでした(チコちゃんに叱られそう…)。人は自分の好きなもの(こだわっているもの)、得意なものに意外と気づいていない、と思うのです。他人から褒められても「別に普通じゃない?」と受け流したりして。このあとお話しするアートに関しても私はそうでした。
さてオーラソーマの学びがひと段落するとボディワークに再び関心が向きました(そもそも自己探求の始まりはボディワークでした)。色と心の世界を旅し続けた後にやってきたのは「やっぱり身体が基本でしょ!」という思い(笑)。しかしそこでわかったことは身体=心という密接な関係性であり、身体に現れる症状は自分の想念や感情の表出だということ。
自分の選んだ色が今の自分を映し返していること、選んだ色と植物、鉱物を使って人々の心身のバランスを整えることを発見しカラーケアシステムという形にしたヴィッキーさんの功績は本当に素晴らしいと感じることが出来ました。
思い切ってお迎えしたボトルが身近にあることもあってオーラソーマの色たちは折々に気づきをもたらしてくれました。人間をhue(色合い)man(人)と呼ぶことに深く納得したり、コースがブルー、イエロー、レッドのボウルに分けらしていることも今ではなるほどと思います。
一方、キリスト教的な基盤がない私にとってボトルの名前には長い間違和感が拭えません出したが、不思議な流れでエドガー・ケイシーの人間キリストについてのリーディングの解釈に触れ、ボトルにつけられた名前の理解が深まったことはとても幸運でした。
さて神聖幾何学、聞いたことはあったけどその叡智に触れたのはレベル3で学ぶ生命の木でした。この時も全く理解できず親近感も湧かず(笑)、生命の木を専門に探求されている先生方の講座も受けてみましたがなかなか距離は縮まりませんでした。カバラ自体が現在も全てが解明されている訳ではないので無理はありません。でも今思えばそれは神聖幾何学と付き合っていく序章だったのです。
その後たまたまSNSで見かけたハレアート(ありのまみ氏主宰)の展覧会に足を運び、その美しさに「世の中にはこんな美しいものを作る人がいるのね~」と感動したことを今も覚えています。講座があると知り、これまた勢いに乗って受講しステップアップしていきました。途中、東京開催を待ちきれず名古屋まで足を運んだ日も…。
ハレアートは紙にコンパスや定規で神聖幾何学の絵を描きゲルインクペンで彩色し、シンボルや模様を描き入れ、最後にクリスタルカットビーズを貼って仕上げる曼荼羅の一種です。インストラクターとして開催する体験会では小さな紙にシードオブライフを3時間ほどで仕上げていきます。集中した後の達成感を味わったり、線が歪んだり色がはみ出したりしている部分も含めてなんとも言えない愛おしさを皆さんが感じられているようで、「絵は苦手なんです~」と仰る方ほどとても楽しまれ満足されているような気がします。最初に決まった形があるので入りやすく、物のように色の先入観がないのでその日の気分で彩色できます。線で区切られたスペースに何色を塗るのか、そこに正解はなく自分との対話で決めていきます。全ての作業に求められる集中と内なる対話は動的瞑想と言えるでしょうし、対称性のある図形は安心感やバランスをもたらします。そして何より世界に一枚のオリジナルアートが作れることは大きな喜びとなります。
現在私はハレアートのグループからは離れ独自のアートを模索しています。前にも書いたように自分の才能になかなか価値を与えられずにいましたが、褒められることを少しずつ受け取って認める練習を重ねていきました。2022年亡き父が用意してくれていた父娘展(父の油絵展の一角に展示)では予想を超える多くの方に絵を観ていただき褒めていただきました。紙やキャンバスに描かれた絵は額装し、飾り、観てもらい、愛でてもらうことでエネルギーがどんどん上がっていきます。そう、選んだボトルを目の前に置いて語り始めることでキラキラ輝いていくのと同じです。全てはエネルギー、波動なのだということが実感としてわかる瞬間でした。普段アートに塗る色を選ぶ時にはほとんど直観が頼りでその意味を考えることはあまりありませんが、オーラソーマを学んだ経験は大きな影響を与えていると感じます。色の持つ微細な表情や組み合わせを私自身が驚いたり、いい感じ~とうっとりしたり(笑)して、毎回が新しいチャレンジです。
私、色が大好きなんです!光も形も大好き!長時間座って集中して作業するのも得意です!と言えるようになりました。全ての学びと経験が自分を知り愛するための道だったのだと振り返っています。

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